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タイでも重症型エムポックス患者発生か…アフリカから入国したヨーロッパ出身男性が発症

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信

タイでコンゴ民主共和国を中心にアフリカ中部で感染者が急増している重症型エムポックス(サル痘)への感染が疑われる事例が報告された。

21日、AFP通信によると、同日タイ保健省の疾病管理局は、アフリカからタイに入国したヨーロッパ出身男性が、入国翌日の16日に発熱などの症状が出たため、医療機関を受診したが、この男性が直近の流行型である重症型の「クレード1b」型に感染した疑いがあると話している。

そして、「当初の検査で2022年に世界的に流行した『クレード2』型でないことが判明しており、『クレード1b』型の可能性が高いと見ているが、最終の検査結果を待っている」と説明した。

また、当局は患者を隔離し、同じ飛行機に搭乗していた濃厚接触者42人を観察下においていると伝えた。

タイで2022年以降に報告されたエムポックスへの感染例は827件で、すべて「クレード2」型であった。この患者が「クレード1b」型だと確認されれば、タイでは初めての感染例となる。

エムポックスはもともと「サル痘」と呼ばれ、1970年にコンゴ民主共和国(当時のザイール)で発見された。

アフリカ中央部や西部の熱帯雨林などでは時折流行していたが、2003年以降にペットを媒介するなどして、アフリカ以外での地域でも感染が報告されるようになった。

エムポックスの症状としては水疱性発疹が見られることが多く、インフルエンザのような症状や皮膚病変、筋肉痛なども引き起こす。

最近、猛威をふるっている「クレード1b」型は、2022年頃に世界中で流行した「クレード2」型よりも感染力と致死率が高いとされている。

14日、世界保健機関はエムポックスのアウトブレイクについて、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

2022年にエムポックスが世界各地で流行後、収束傾向となった昨年5月に解除されてから、およそ1年3か月ぶりの再びの緊急事態宣言となった。

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