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「時にはピッチから去ることも必要だ」レアル・マドリードのビニシウスがスタジアムでの人種差別根絶について語る

佐藤美穂 アクセス  

昨季の欧州王者レアル・マドリードと所属選手ビニシウス・ジュニオールが本格的な人種差別撲滅に動き出した。

ブラジル出身黒人選手であるビニシウスは人種差別との闘いを続けている。昨季、彼に対する人種差別はついに法廷闘争にまで発展した。

2023年5月にバレンシアのホームで行われたラ・リーガの試合で、バレンシアサポーター3人は彼に向かって侮辱的な言葉を浴びせるなど人種差別的な行為を行ったとして、懲役8ヶ月有罪判決が下された。

また、スペインサッカー連盟やラ・リーガ主催試合への2年間の入場禁止処分も受けた。スペインでサッカーの試合での人種差別行為で有罪判決が下されたのは史上初の事例だという。

28日夜(日本時間)、ビニシウスは「CNN」とのインタビューで「クラブ内では人種差別について頻繁に議論する機会を持っている。今後、再度スタジアムで人種差別行為が起こった場合、私はもちろん、すべての選手がスタジアムを離れる決断をすべきだという声もあがっている」とし、「人種差別を理由に選手を侮辱した人々はみな厳しい処罰を受けなければならない」と語った。

また、「一部のファンは依然としてレイシズム的な思想を持っているだろうが、スタジアムなどのカメラが多い場所で自分の思想をさらけ出すことは避けている」とし、「私たちは徐々に人種差別行為を減らしていきたい。もちろん人種差別を根絶することは難しいことだが、スペインの人たちの中にある人種差別に対する意識が変わっていくだけでもありがたい」と強調した。

FIFAだけでなく、欧州サッカー連盟も人種差別行為を行ったサポーターがいるチームには、3段階のプロセスを適用している。

まず、試合を一時中断し、場内放送や拡声器などを通じて、人種差別行為の禁止を伝える。

次にそれでも行為が止まない場合には最大10分間、試合を中断し、選手たちをロッカールームに戻すことができる。そして、最終段階は試合の中止である。

ビニシウスはサッカー場で人種差別を根絶するための唯一の方法は試合の中断や中止だと強調した。

「昨年バレンシアで起こった出来事について、当然選手全員がすぐにピッチを離れるのが最善だったと話したが、すべての観客が人種差別主義者ではなく、ただ試合を楽しみに見に来ている人たちもいるというのをわかっているため、そうしなかった。試合を中止するのは簡単な決断ではないこともわかっているが、人種差別が今もなお残っている状況を迅速に変えるためにはピッチを去る覚悟も必要だ」と述べた。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

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