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「冗談ではない!」トランプ、大統領3選を目指す道を語る!憲法改正の可能性も示唆

川田翔平 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

ドナルド・トランプ米大統領が2期目の就任から約2カ月が経過した現在、3選の可能性について再び言及し、「冗談ではない」と述べた。トランプ大統領は、憲法で定められた3選禁止条項を回避する方法を含め、様々な手段があると主張した。

30日(現地時間)、アメリカのNBCによると、トランプ大統領は前日のインタビューで「私は仕事が好きだ」と述べ、3選を目指すつもりかとの質問には「冗談ではない」と答えながらも、「しかし、まだ議論するには時期尚早だと思う」と説明した。

アメリカ合衆国憲法修正第22条は「いかなる人物も、2期を超えて大統領に選ばれることは許されない」と規定している。トランプ大統領は2016年に当選し、4年の任期を務め、昨年には2度目の当選を果たした。この条項に基づけば、トランプ大統領は今後、大統領選挙で再選されることはない。なお、この法律は、第二次世界大戦中に4選を果たしたフランクリン・ルーズベルト元大統領の死後、1947年に提案され、1951年に批准された。アメリカの歴史上、3期以上大統領に当選した人物はルーズベルト氏のみである。

憲法改正には上院と下院それぞれで3分の2以上の賛成を得る必要がある。改正された憲法は、その後、アメリカの50州のうち3分の2以上で州議会の批准または住民投票により可決されて初めて効力を持つ。現在、共和党は下院435議席のうち218議席、上院100議席のうち53議席を確保して過半数を占めているが、改憲案を通過させるには民主党の協力が不可欠だ。

トランプ大統領は憲法修正第22条を踏まえても3選が可能かという質問に対し「それを実現する方法はある」と答えた。J・D・ヴァンス副大統領が出馬した後、その地位を譲るシナリオについて問われると、「それは一つの方法だ」とし、「しかし他にも方法がある」と述べたが、具体的な方法については言及しなかった。

トランプ大統領は「多くの人々が私の3選出馬を望んでいる」としつつも、「しかし基本的にまだ政権発足の初期段階であるため、道のりは長い」と主張した。

アメリカの歴史上132年ぶりに再選に失敗した後、再び挑戦して勝利したトランプ大統領は一貫して3選出馬の可能性に言及してきた。大統領在任中の2020年には、ネバダ州での再選集会で「我々はホワイトハウスをさらに4年間占有するだろう。その後、交渉を行い、おそらくその次の4年も得る資格があるだろう」と述べていた。

昨年4月、アメリカのタイム誌とのインタビューでは「3選の挑戦には同意しない。自分自身のためにもだ。4年間の任期を立派に全うしたい」と発言を変えた。また、同年7月のキリスト教有権者向けイベントでは、自身が再選すれば「もう投票する必要がなくなる」と述べ、「うまく修正されれば、皆さんはもう投票する必要がない」と主張した。さらに昨年5月にはルーズベルト氏について言及し、「彼の任期はほぼ16年にわたり、4期を務めた」と述べた後、「我々は3選と見なされるだろうか、それとも2選と見なされるだろうか」と聴衆に問いかけた。

トランプ大統領は昨年11月の大統領選勝利後、共和党議員との会合でも「皆さんが何も行動を起こさないのであれば、私は再び出馬しないだろう」と述べ、「皆さんが『トランプは素晴らしい仕事をしている。我々は方法を見つけるべきだ』と言わない限り」と付け加えた。トランプ大統領は先月と今月12日にも3選の可能性に言及し、米国内外の注目を集めている。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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