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「外国に幻想抱くな」金正恩氏が激怒!駆逐艦事故でロシア支援要請の軍需工業部幹部を即座に罷免

川田翔平 アクセス  

引用:労働新聞
引用:労働新聞

進水中に転覆し損傷した北朝鮮の新型駆逐艦(5,000トン級駆逐艦)を立て直すため、ロシア製クレーンを導入することが最も現実的で迅速な復旧策だとする報告書を党に提出した北朝鮮の軍需工業部に所属する幹部2名が解任されたという。

3日、北朝鮮専門サイトのNKニュースは、身の安全のため匿名を希望した北朝鮮内部の高位情報筋の話として、当該幹部らが清津造船所で進水中に転覆し損傷した5,000トン級駆逐艦の復旧のため、事故発生直後にこの内容の報告書を党中央委員会書記局に提出し、先月25日に解任、罷免されたと報じた。情報筋は「軍需工業部や清津造船所では一言間違えれば即座に首が飛ぶため、今は大混乱だ。皆、身を低くしている」と語った。

当該の報告書には、6月の全員会議までに転覆した船を立て直し、損傷部分を復旧した後、早急に進水するには600トン以上のクレーン4台が必要であり、北朝鮮の清津はロシアに近く海上貿易の実績があるため、ロシア側の協力さえあればクレーン導入は難しくないとの内容が含まれていた。

これを受けた北朝鮮の金正恩国務委員長は「損傷した船を復旧せよとは言ったが、いつ進水しろと言ったのか」と激怒し、「事故の事実が公になった状況でクレーンまで導入するのは、対外的な恥ではないか」、「外国に幻想を抱くな」と叱責したという。

即座に解任された軍需工業部の幹部らは、部内で名前を聞けば分かるほどの比較的高位の幹部だったとされる。ただし、「労働新聞」など北朝鮮メディアには、彼らの解任事実が公表されていない。情報筋によると、関連幹部らは処罰を恐れ、責任転嫁しながら駆逐艦の損傷規模を過小報告するなど事実隠蔽を図っており、実際には一部区間で船底に穴が開いているようだという。

報告書には、浸水区画の排水は5日以内に完了でき、損傷した外板の交換や溶接補強には7日を要し、6月上旬までにその他の設備の再組立てと試験を完了できるとの内容が記されていた。しかし実際には、船底外板の約12メートルの区間がへこみ、一部の船底に破孔が生じたことで、補助発電室や兵士の寝室、艦橋下部の制御室が浸水し、船上外部の電子通信機器や固定式アンテナも損傷したという。

また情報筋は「燃料タンクまでは問題がないとの報告が上がっているが、まだ確実ではないとの話も出ている」とし、「燃料タンクが裂けていたら大変なことになるので、皆、固唾をのんで見守っている」と付け加えた。そして「指示が出たので、何があっても今月の全員会議までに船を立て直し、外観を復旧しなければならない」とし、「どうにか外観は復旧できるだろうが、機能を完全に回復させるにはどれほどかかるか、誰も確信できない状況だ」と語った。

進水中に転覆し損傷した北朝鮮の5000トン級駆逐艦が船底の穴により浸水した場合、艦船の復元に数か月を要する可能性も指摘されている。

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