メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【1.5億円で落札】“伝説のホンダNSX-R”がついに世界市場で爆発…140台未満の幻に海外マニアが殺到

山田雅彦 アクセス  

ホンダ・NSXの価値が急騰

約1億5,640万円で落札された

希少モデル

クラシックカー市場において、ホンダ・NSXの存在感が際立っている。特に「ホンダのスーパーカー」とも称されるNSX-Rは、その卓越した走行性能で広く知られており、今回の高額落札によって再び注目を集めている。イタリアで開催されたオークションにおいて、2003年型NSX-Rが93万4,375ユーロで落札された。この金額は為替レート換算で約1億5,640万円に相当する水準となっている。

NSXは「日常で使えるスーパーカー」という理念をもとに誕生したが、NSX-Rはその哲学をさらに進化させたモデルとして位置づけられている。生産終了から時間が経過した現在、むしろその市場価値は著しく上昇しており、特にフェイスリフト後のNSX-Rは希少性と象徴性を兼ね備えた車種として評価されている。今回の落札は、日本製クラシックカー全体の相場にも大きな影響を及ぼす可能性がある。

 

世界で140台未満のフェイスリフトNSX-R

高騰の背景にある希少性と完成度

NSX-Rは、すでに高性能であったNSXをさらに軽量化し、サーキット志向のピュアスポーツとして仕立て直したモデルである。中でもフェイスリフト版NSX-Rの生産台数は140台に満たないとされ、市場に出回ることは極めて稀である。希少性はもちろんのこと、その性能の高さと完成度が高い評価を得る理由となっている。

今回の車両は、ホンダを象徴する「チャンピオンシップホワイト」のボディカラーに加え、BBS製の軽量ホイールとレッドのインテリアトリムを組み合わせている。走行距離はわずか1万6,000kmで、外装・内装ともに極めて良好な状態を保っている。搭載されているのは最高出力280馬力、最大トルク31kgf・mを発揮する3,200cc V6自然吸気エンジンであり、高回転まで淀みなく回るフィーリングと軽快なハンドリング性能は、現在においても競争力を維持している。

初公開のフェイスリフトNSX-R

世界が注目するJDMの象徴

フェイスリフト版NSX-Rが今回のオークションで注目を集めている理由は、価格の高さだけではない。公開市場でこのモデルが出品されたのは初めてであり、先代モデルよりも高い評価を得ていることが背景にある。2023年に同じオークション会社で取引された1995年型NSX-Rは63万2,000ドル(約9,149万円)だったが、今回はそれを大きく上回る見込みだ。さらに、過去には新型NSXの初号車やタイプSの1号車が慈善目的で110万ドル(約1億5,924万円)で落札された例もあるが、今回のように純正仕様・国内仕様・超少量生産という条件が揃ったNSX-Rの出品は、クラシックカーとしての象徴的な意義がより大きい。

NSX-Rはもはや単なるJDMモデルではなく、世界のコレクターや投資家が注目する資産となっている。日本の自動車技術の粋を集めた存在として再評価が進んでおり、その落札価格はアナログスポーツカーが持つ価値の新たな基準を示している。軽量化とバランス性能を極限まで追求したNSX-Rのような車は、現代ではほとんど再現不可能であり、それゆえに今も強く求められている。生産終了から20年、NSX-Rは文化的存在となり、マクラーレン開発のインスピレーションにもなった歴史的モデルとして、二度と現れないかもしれない特別な存在である。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[フォトレポート] ランキング

  • 「ハイブリッドでも楽しいのか?」トヨタが語る走りの感性とスポーツ戦略
  • 【スクープ】BMW「 iX7」登場へ…800馬力M70と900馬力アルピナも計画
  • カメレオンのように色が変わる?ベントレーが公開した衝撃の新技術「オンブレ」
  • 「テスラ大ピンチ?」ユーロNCAP、2026年から物理ボタン義務化…“タッチ一辺倒”戦略に逆風
  • 【米国市場】フォード、過去最大規模リコール…今年930万台に到達
  • 【小型SUV新時代】メルセデス・ベンツ、Aクラス後継を2028年投入へ…高級偏重から戦略転換

こんな記事も読まれています

  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • 「赤ちゃんだから、盗んでもわからないはず…」米父親、4歳息子の貯金1万ドル流用で非難轟々
  • 「今夜が待ち遠しい」20代女教師、“特別な生徒”と呼び誘う…未成年との秘密関係発覚
  • 「給料が少ない月はタッチ禁止!」40万円未満なら“しない”妻の衝撃告白
  • 夫との夜をやめたら人生が変わった、一人の女の若さの秘密

こんな記事も読まれています

  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • 三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
  • 「赤ちゃんだから、盗んでもわからないはず…」米父親、4歳息子の貯金1万ドル流用で非難轟々
  • 「今夜が待ち遠しい」20代女教師、“特別な生徒”と呼び誘う…未成年との秘密関係発覚
  • 「給料が少ない月はタッチ禁止!」40万円未満なら“しない”妻の衝撃告白
  • 夫との夜をやめたら人生が変わった、一人の女の若さの秘密

おすすめニュース

  • 1
    中国で「母を保険金に」冷酷な計画の結末、悪質で卑劣な犯行の23歳息子に最高刑“死刑判決”

    ニュース 

  • 2
    韓国人女性、「出国日を知らなかった」観光ビザで入国後も出国せず、出入国管理法違反で逮捕

    ニュース 

  • 3
    11歳の子どもが「演奏できない」とつねり、楽器で叩いた…個人教師に罰金30万円

    トレンド 

  • 4
    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に

    フォトニュース 

  • 5
    「海外旅行に行きます」SNS投稿を見て空き巣に入った40代男…玄関のドアはどうやって?

    トレンド 

話題

  • 1
    「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像

    フォトニュース 

  • 2
    “人間バービー”を目指した整形中毒の女性…衝撃のビジュアル

    トレンド 

  • 3
    「人間、ここまで退化するのか…」背中は曲がり首は前へ...座りすぎとスマホ依存が生んだ“25年後の人類の体型”とは

    トレンド 

  • 4
    「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは

    フォトニュース 

  • 5
    【衝撃】東京→NY「たった60分」!? 1億円で宇宙を抜ける“地球横断旅行”が始まる

    IT・テック 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]