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2025年06月22日日曜日
ホームライフスタイル自転車で「認知症リスク19%減」!脳にも効く“移動習慣”の驚きの効果とは?

自転車で「認知症リスク19%減」!脳にも効く“移動習慣”の驚きの効果とは?

引用:メディカル・トゥデイ

自転車を定期的に利用することで、認知症のリスクが19%、アルツハイマー病のリスクが22%減少する可能性があるという研究結果が明らかになった。この研究は、アメリカ医師会の学術誌「JAMA Network Open」に掲載されたもので、日常生活の中での移動手段としての自転車利用が、脳の健康にも良い影響を与えることを示している。

研究チームは、イギリスの大規模データベース「UKバイオバンク」に登録されている約48万人の情報を分析。参加者たちは通勤以外で最も頻繁に使う移動手段を記録し、そのデータをもとに13年にわたる追跡調査が行われた。その結果、8,800人以上が認知症を発症し、約4,000人がアルツハイマー病と診断されたことが分かった。

研究によると、自転車を日常的に利用していた人々は、そうでない人々に比べて認知症やアルツハイマー病の発症率が明らかに低かった。

さらに、脳のMRIスキャン分析によって、自転車を利用していた人たちには記憶や学習に関係する「海馬」と呼ばれる脳の部位が、他の移動手段を利用していた人よりも大きくなっている傾向があることも判明した。

研究チームは、自転車を日常生活の一部に取り入れることで、無理なく活動量を増やし、結果的に脳の健康を守る方法として有効であると結論づけている。

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