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2025年06月23日月曜日
ホームトレンド【なんで…?】ローマの"スペイン階段"を車で下る81歳高齢ドライバー 「出勤途中で道を間違えた」…高齢運転に非難殺到

【なんで…?】ローマの”スペイン階段”を車で下る81歳高齢ドライバー 「出勤途中で道を間違えた」…高齢運転に非難殺到

引用:@La Vita di Sowad

イタリア・ローマの観光名所「スペイン階段(Spanish Steps・Scalinata di Trinità dei Monti)」を車で走行した80代の高齢者が現地警察に身柄を拘束された。

17日(現地時間)、イタリア紙「コリエーレ・デラ・セラ」などの現地メディアによると、同日午前4時30分頃、81歳の男が車で階段を下る事故が発生した。

夜間パトロール中だった現地警察が状況を目撃し、すぐに運転手を制止した。運転手にけがはなかったが、発見時にはかなり混乱した様子だったという。

運転手は「早朝の出勤途中で道を間違えた」と供述しており、検査の結果、飲酒や薬物の影響はなかったことが確認された。警察はこの男を立件し、正確な経緯を調査している。

映画『ローマの休日』の舞台としても有名な「スペイン階段」は、2019年から文化財保護のため、階段に座ったり横になったりすることが禁止されている。階段の上に止まった車は、消防当局が出動して牽引し、警察は階段の損傷状況なども調査している。

事故の映像はメディアやSNSを通じて拡散され、注目を集めた。映像を見たネットユーザーからは「大事故にならなくて本当に良かった」といった安堵の声が上がった。

しかし一方で、「運転していたのが80代の高齢者だった」という点を問題視し、高齢運転の危険性を指摘する声も上がった。あるユーザーは「(事故運転手の)免許を更新した人を告発すべきだ」とコメントし、別のユーザーは「高齢者から運転免許を取り上げろ!!!」と激しい口調で非難した。

なお、「スペイン階段」が被害を受けたのは今回が初めてではない。2022年には、30代のサウジアラビア国籍の観光客がスポーツカーで階段を疾走し、文化財損壊の容疑で起訴された。同年には、アメリカ人観光客が階段上に電動スクーターを投げ捨てて処罰を受けるという事件も起きている。

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