メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプに「脱中国」迫られるアップル、苦渋の決断!中国製レアアース切り捨て、米MPと「5億ドル契約」

荒巻俊 アクセス  

引用:kochina

米トランプ政権から「脱中国」の圧力を受けるアップルが、中国製のレアアース部品に代わり5億ドル(約743億6,283万円)相当の米国製部品を購入することを決定した。

米レアアース採掘・加工企業「MPマテリアルズ」は15日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など現地メディアを通じ、アップルにレアアース磁石を供給すると発表した。同社は、米カリフォルニア州に建設予定の施設でリサイクル・レアアースを加工し、テキサス工場で磁石を製造、2027年からアップルへの供給を開始する計画だという。

WSJは、総購入規模が5億ドルに上ると報じた。MPマテリアルは米証券取引委員会(SEC)への開示で、アップルが前払金として2億ドル(約297億4,307万円)を支払うと明らかにした。アップル側は具体的な契約期間を明示しなかったものの、今回の契約が「数年間続く」と説明した。

磁石は様々な材料で製造可能だが、電子機器などに使用される永久磁石は主にレアアースの一つである「ネオジム・プラセオジム(NdPr)」を用いて生産される。アップルはこの製品をiPhoneの振動や触覚を伝える「触覚タッチ」をはじめ、他のオーディオ機器やマイク製造に使用している。

製品の大半を中国で生産するアップルは、レアアース磁石も中国などアジア地域から調達している。米地質調査所(USGS)によると、昨年の世界のレアアース生産量の69.77%が中国産だったという。中国は今年2~4月にかけて米国との報復関税を巡る貿易戦争の中で、4月4日からレアアース7種の輸出に許可制を導入し、輸出量を管理した。米中両国は5月、関税率引き下げで合意したものの、レアアース問題については依然として懸念が残る。中国は合意後、レアアースの輸出許可を大幅に増やしたと主張しているが、許可制度自体は維持している。

これを受け、トランプ政権は中国製レアアースへの依存脱却と米企業支援に注力している。海外メディアは14日の報道で、米国防総省がMPマテリアルズのNdPr販売時に最低価格(kg当たり110ドル・約1万6,361円)を保証し、不足分を補填する計画だと伝えた。現在のNdPrの市場価格はkg当たり63ドル(約9,371円)程度である。米国防総省はすでにMPマテリアルズの株式15%を取得し、筆頭株主になっている。

4月時点でiPhoneの約80%を中国で製造するアップルは、トランプ政権のこうした脱中国の取り組みにより難しい立場に置かれている。アップルは2月、今後4年間で米国に5,000億ドル(約74兆3,698億円)を投資すると発表した。米バンク・オブ・アメリカは、この投資の大部分はすでに予定されていた支出だが、一部は他国から米国へ移転された可能性があると分析している。

これに関連し、米国のドナルド・トランプ大統領は5月23日、ソーシャルメディアを通じてアップルのティム・クックCEOに言及した。トランプ大統領は「クックCEOに米国で販売されるiPhoneがインドなど外国ではなく、米国で製造されることを望むと以前から伝えている」と述べ、「そうでなければアップルは最低25%の関税を支払わなければならない」と警告した。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • 「20周年モデル最新情報!」2027年のiPhone、ついに“ベゼルゼロ×画面内Face ID”が現実に?
  • アップル製品の“高級化”加速!iPad mini 皮切りに“OLED”拡大、次世代モデルは“大幅値上げ”か
  • Apple、発熱問題に決着か?iPhone 17に続きiPadも“液体冷却システム”採用へ
  • 「人を切って、マシンを肥やす」米ビッグテック3社、“AI投資”のために5万人リストラ!
  • 「マスクを逃しちゃ、ダメ!」テスラ取締役会、株主に“異例の懇願” “1兆ドル報酬案”否決ならCEO辞任も
  • 【Apple信者必見】iPhone 18は「プラトー」デザイン継続…iPhone 17eには“変化の風”

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「全然動かないんだけど!?」ドッグカフェで露わになったうちの犬の“省エネ魂”
  • 「鮮度保証だと!?」通行人に甘える子犬、その背後には待ち受ける“残酷な運命”に世界が激怒!
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?
  • 「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「全然動かないんだけど!?」ドッグカフェで露わになったうちの犬の“省エネ魂”
  • 「鮮度保証だと!?」通行人に甘える子犬、その背後には待ち受ける“残酷な運命”に世界が激怒!
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?
  • 「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!

おすすめニュース

  • 1
    【米露臨界】トランプが会談を中止した瞬間、“核を取り出して見せつけた”この国!

    フォトニュース 

  • 2
    「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇

    トレンド 

  • 3
    「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体

    おもしろ 

  • 4
    「契約か信頼か」NewJeansとADORの専属契約訴訟…K-POPの未来を決める分岐点に

    HYBEアイドル 

  • 5
    「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明

    トレンド 

話題

  • 1
    【快挙】ルセラフィム『SPAGHETTI』、発売初日オリコン1位&81か国チャートイン!世界が夢中に

    K-POP 

  • 2
    【祝】“家族を持ちたい”夢が現実に…「キャプテン・アメリカ」クリス・エヴァンス、第1子誕生!

    エンタメ 

  • 3
    【告白】ホン・ヒョンヒ、出産後に“産後うつ”を経験…夫ジェイスンの支えに視聴者涙

    エンタメ 

  • 4
    【衝撃】D.Ark(キム・ウリム)、大麻流通および吸引容疑で逮捕…「容疑を否認」と報道

    K-POP 

  • 5
    【JYP総出動】『出張十五夜』史上最大スケールのランダムプレーダンスにSNS熱狂

    JYPアイドル 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]