保護施設での生活1,739日、里親との別れを乗り換え新しい家族と出会ったジョーンズ

1,739日間、保護施設で家族を待ち続けた13歳の犬が新しい家族と出会い、再び活力を取り戻した姿は、多くの人々に感動を与えた。
1日(現地時間)、動物専門メディア『ザ・ドド(The Dodo)』は、アメリカのある保護施設で1,739日ぶりに新しい家族と出会った犬ジョーンズ(Jones)が、里親のもとへ旅立つ瞬間を紹介した。
ジョーンズが生活していた「グレートマイアミ人道協会(Humane Society of Greater Miami)」は、安楽死の期限を設けず、猫や犬に新しい家族を見つける「里親保証施設」として広く知られている。
ジョーンズは散歩を好み、日差しが差し込む芝生で遊ぶことを楽しんでいた。ボランティアが訪れると、ジョーンズは共に海辺を散歩し、楽しげに駆け回っていた。
しかし、再び保護施設に戻ると、ジョーンズは窓の外を見つめ、他の犬たちが新しい家族と出会う様子を静かに見守っていた。
ジョーンズは9歳で保護され、施設での生活が始まった。人懐っこく優しい性格の持ち主だったが、年齢のせいか、里親探しは後回しにされていた。約3年の施設での生活後、ようやく里親に引き取られたが、1日も経たないうちに再び保護施設に戻されることになった。
保護施設でボランティアとして活動していたエリックとジョイは、定期的にジョーンズを訪れ、共に過ごしていた。ジョーンズが好む海辺の散歩を楽しみ、新しいおもちゃをプレゼントするなど、ジョーンズとの時間を大切にしていた。
彼らはジョーンズの新しい家族を見つけるため、愛らしい瞬間をTikTokで共有。TikTokを通じて伝えられたジョーンズの物語と、可愛らしい姿を捉えた動画は、ジョーンズと新しい家族を結びつける重要な役割を果たした。
ジョーンズ、ついに生涯の家族と出会う
慎重に進められた里親探しの末、温かい家庭へ
ジョーンズを里親に迎えた女性は、インスタグラムを通じて「ジョーンズは新しいベッドを気に入り、裏庭で遊びながら順調に適応している。初日は少し不安そうだったが、時間と愛情を注げばすぐに落ち着くと確信している」と報告した。
新しい家族と出会ったジョーンズは、現在、保護施設に戻る心配なく、ビーチでの散歩を楽しみながら日々を過ごしている。保護施設のボランティアではなく、生涯の家族と共に幸せな時間を送っている。
ジョーンズが新しい家族を見つけたとの報告を受け、彼を知るボランティアたちはおもちゃや毛布をプレゼントし、ジョーンズの新たな出発を祝った。
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