子どもの誕生日会を狙った銃乱射で、8歳・9歳含む4人死亡

感謝祭の連休だった先週末、アメリカ・カリフォルニア州ストックトンの宴会場で子どもの誕生日パーティーの最中に銃撃事件が起き、8歳と9歳の子どもを含む4人が死亡し、11人がけがをした。
事件が起きたのは29日(現地時間)の午後6時ごろであった。家族や親族ら100人以上が集まる中で突然銃声が響き、人々が悲鳴を上げて逃げ惑い、子どもを探す親の叫びが会場に続いた。
亡くなった4人には8歳と9歳の子どもが含まれていた。負傷者の中には頭部に銃創を負った9歳の女児もいて、サンホアキン郡保安官事務所のブレント広報官は「子どもの誕生日パーティーでこうした事件が起きたことが胸が痛い」と語った。

ウィドロー保安官は「無差別攻撃というより、複数の犯人が会場に入り、特定の人物を狙った可能性がある」と述べ、計画的な犯行の線を視野に捜査を進めている。
容疑者はまだ特定されておらず、オンラインではギャング関与の見方も浮上している。地元のフレイタス検事は「今すぐ出頭すべきだ」と警告し、フーガジ市長は「家族が集まる感謝祭の週末に、突然命を奪われた子どもと大人のことを思うと胸が張り裂ける」と述べた。
捜査当局は住民に情報提供を呼びかけている。事件があったストックトンは、カリフォルニア州サクラメントの南およそ65キロに位置し、人口は約32万人とされる。














コメント0