
14歳の少女を「性的暴行」した容疑で指名手配中だった僧侶が『タイ警察』に逮捕されたと、10日(現地時間)、『カオソッド』など現地メディアが伝えた。 報道によると、『タイ高速道路警察隊(HPD)』は同日、南部スラートターニー県の銀行の外で24歳の僧侶ワットチャラ氏を逮捕した。
この日の逮捕は8月に「チャイヤー地方裁判所」が発布した令状に基づくもので、ワットチャラ氏には15歳未満の未成年者との「性的関係」、15歳未満の未成年者への「強制わいせつ」、「わいせつな目的で他人を誘引した行為」などの容疑が適用された。
タイ上座部仏教の橙色の袈裟を着たまま逮捕されたワットチャラ氏の犯行は、彼が僧侶になる前の昨年6月に発生した。 当時、軍部隊で徴集兵として勤務していたワットチャラ氏は、休暇中にチャイヤー地域のある学校付近で「中学生」の少女と出会った。彼は親しくなった少女を誘い、学校を休ませてリゾートに連れて行き、「性的暴行」を加えた容疑を受けている。
この事件を後になって知った少女の両親が警察に通報し、警察はワットチャラ氏の行方を追跡した末、彼がスラートターニー県のある寺院で僧侶になったことを突き止めた。彼は逮捕前にタイ中部の別の寺院に移って身を隠す計画だったとみられている。
ワットチャラ氏は警察の取り調べで、少女との「性的関係」は認めたものの、合意の上で行われたもので強制はなかったと主張した。
9月には、タイ北部ピチット県のある僧侶が10代の少年3人を性的に虐待したとの主張が出て、地域社会に衝撃を与えた。 通報を受けた『パッタルン警察』によると、「ペット」という名の僧侶はこの地域のある寺院で住職を助けるという名目で滞在しながら、少年たちを誘い、夜に不適切な行為を続けてきたとされている。
この事件は、子供の被害事実を知った親たちが警察に通報したことで明らかになった。被害を受けた10歳の少年は、「ペット氏」から食器洗いや寺院の掃除などを頼まれたが、ある夜「ペット氏」が自分の服を脱がそうとしたため逃げ出したと警察に話した。
また別の被害者である12歳の少年は、僧侶3人、他の子供4人と一緒にドリアンの果樹園に行った際、「ペット氏」に5回虐待されたと証言した。特にこの少年の両親は、息子が性病にかかり、数か月間治療を受けなければならなかったと述べた。













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