
相手の瞳孔の大きさが、自身に対する好意や関心を反映している可能性があることを示す研究結果が明らかになった。
報道によれば、英紙「デイリー・メール」などの海外メディアは25日、オーストラリアのジェームズ・クック大学(JCU)の解剖学専門家であるアマンダ・マイヤー博士とモニカ・ジマニ博士の研究を紹介した。研究者らは、恋愛小説などでは瞳孔の拡大が性的興奮を象徴する表現として用いられてきたが、実際に性的な刺激を受けた際に瞳孔が拡大するのは事実であると説明している。
研究によれば、瞳孔は特定の刺激を受けると大きさが変化し、こうした反応は一般に「6つのF」と呼ばれている。具体的には、逃走(flee)、摂食(feed)、違法薬物の使用(fix of illicit drugs)、性行為(fornicate)、闘争(fight)、集中(focus)が含まれる。これらの状況下において、人の瞳孔は拡大または収縮して反応するという。
瞳孔は目の中央に位置する黒い部分であり、周囲の虹彩によって光の量に応じて大きさが調節される。休息や回復を担う副交感神経が刺激されると瞳孔は収縮し、覚醒を司る交感神経が活性化すると拡大する仕組みとなっている。
研究では、こうした瞳孔の変化が性差によって異なる形で現れることも示された。研究チームは2021年の研究データを引用し、男性では性的指向に応じて瞳孔の変化が一貫して観察された一方、女性ではより複雑な反応が見られたと指摘している。異性愛の男性は女性の画像に、同性愛の男性は男性の画像に反応して瞳孔が拡大した。これに対し、異性愛の女性は男性と女性の両方の画像に、同性愛の女性は男性の画像に対して瞳孔が拡大する傾向を示している。
研究者らは、瞳孔の変化を一つの手がかりとして参考にしつつも、出会いの状況や文脈を考慮した上で相手の好意を判断すべきだと強調している。瞳孔の拡大は必ずしも性的興奮だけを意味するものではなく、対立状態にある場合や恐怖を感じるなど、感情が高ぶった状況でも起こり得ると付け加えた。














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