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「残忍な侵略には報復」イラン大統領が警告、トランプの軍事示唆に正面反発

望月博樹 アクセス  

引用: Newsis
引用: Newsis

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、自国が攻撃を受けた場合、厳しく抑止力のある対応を取ると警告し、ドナルド・トランプ米大統領の対イラン強硬発言に強く反発した。

「AP通信」の報道によると、30日(現地時間)、ペゼシュキアン大統領は同日、X(旧ツイッター)に投稿し、イランはいかなる残忍な侵略に対しても、厳しく、かつ抑止力のある対応を行うと表明したとのことだ。具体的な相手には言及を避けたものの、発言の矛先はトランプ大統領に向けられたものと受け止められている。

トランプ大統領は前日、米フロリダ州のマル・ア・ラーゴで、ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相と会談後に記者会見を行い、イランが核開発計画を再開した場合、米国が軍事攻撃に踏み切る可能性があると示唆した。

トランプ大統領はその場で、イランが再び核開発を進めようとしていると聞いているとした上で、もしそれが事実なら、我々は彼らを完全に壊滅させることになる。そんな事態が起きないことを望むと警告した。さらに、決断すれば、彼らは結果を理解することになる。その結果は極めて強烈で、おそらく前回よりもはるかに強いものになるだろうと威圧的な発言を重ねた。

イスラエルとイランは2025年6月、12日間にわたり相互に攻撃を行った。米軍はイランの主要核施設3か所に対し、地下貫通弾(バンカーバスター)を投下する奇襲攻撃を実施し、その後、イスラエルとイランは停戦に合意した経緯がある。

当時の攻撃により、イラン側では高位の軍事指揮官や科学者らを含む約1,100人が死亡し、イスラエル側でも28人が死亡した。

停戦後、両国は大規模な衝突を回避してきたが、イランが最近、各地でミサイル演習を実施したことで緊張が再び高まっている。イスラエル側は、これらの演習が自国を標的にしたものだとみている。

ペゼシュキアン大統領は、ネタニヤフ首相の訪米を控えた27日にも、我々は米、イスラエル、欧州と全面的な対立状態に入っていると発言し、緊張がすでに臨界点に達しているとの認識を示していた。

こうした中、イランの通貨リアルは米ドルに対して過去最安値を更新し、国内では約3年ぶりとなる最大規模の反政府デモが3日連続で続いている。Xに投稿された映像などによると、首都テヘランをはじめ、各地の都市や町で集会が開かれ、一部地域では警察が催涙ガスを使用してデモ隊の解散を図った。テヘラン大学など主要大学でも抗議集会が行われている。

ペゼシュキアン大統領は企業関係者と面会し、問題解決と社会情勢の改善に向け、あらゆる努力を惜しまないと述べ、沈静化を図った。また、イスカンダル・モメニ内務相に対し、デモ参加者との対話を指示した。

一方、イラン中央銀行の総裁は前日に辞任している。

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