
ハワイのキラウエア火山が噴火を継続する中、観光客らが安全区域を越えて侵入する姿がカメラに捉えられ、物議を醸している。
米ノースカロライナ州の地域放送局「WRAL」の報道によると、2023年12月末、キラウエア火山の39回目の噴火中に、ハワイ火山観測所の「V1監視カメラ」に男性2人の姿が映り込んでいた。彼らはハレマウマウ火口の北西側にある一般人立ち入り禁止区域に侵入しており、そのうちの1人はリアルタイム中継カメラに向かって笑いながら手を振るなど、平然とした様子を見せていた。
当時、ハワイ火山観測所側は、同区域に「米国地質調査所(USGS)」所属の科学者や許可を受けた者は一切いなかったと言及した。現場関係者は、彼らがSNSでの注目を集めるために、このような危険な行動を取ったとみている。
火山噴火現場を専門的に記録するプラットフォーム「Two Pineapples」は、直近の1年間にハワイ火山国立公園内の立ち入り制限区域へ無断侵入した事例を、9回直接目撃したと報じている。実際にオンライン上には、禁止区域で撮影されたと思われる映像や写真が数百件以上投稿されている状況である。
このような危険な行為は、実際に人命事故にもつながっている。2023年6月には、ボストン出身の30代男性が必要な機材を持たずに探訪路を逸脱し、約9メートルの崖下に転落して一時重体となる事故が発生している。また、別の地点に設置された「V3監視カメラ」が、噴出した溶岩に飲み込まれて破損する事例も発生した。
専門家らは、国立公園の規則とウェブサイトの安全ガイドラインを必ず遵守しなければならないと指摘した。また、禁止区域に入る行為は自身の身の安全のみならず、事故発生時に投入されるべき救助隊員の命まで危険にさらす無責任な行為であると強く指弾している。













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