
ドナルド・トランプ米大統領が、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のアメリカ代表選手に対し、「真の敗者だ」と公然と非難したことが明らかになった。同選手が国内の政治状況を批判したことに対する反発とみられる。
トランプ大統領は8日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「米国の五輪スキー選手、ハンター・ヘスは真の敗者だ」とし、「彼は現在、冬季五輪で自国を代表していないと言っている」と主張した。続けて「それなら最初から代表選考会に挑戦すべきではなかった。彼が代表に含まれていることは残念であり、このような人物を応援するのは非常に困難だ。アメリカを再び偉大に(MAGA)!」と書き込んだ。
これに先立ち、ヘス選手は6日の記者会見で、現在の政治状況下で米国を代表することについて「複雑な心境であり、少しつらい」と述べていた。また「国旗を背負っているからといって、米国で起きているすべての事象を私が代表しているわけではない」と付け加えた。
オレゴン州出身のヘス選手は、今大会のフリースタイルスキー・ハーフパイプ種目に出場している。「ウォール・ストリート・ジャーナル」などの米メディアは、彼の発言が最近の米移民・関税執行局(ICE)による不法移民の取り締まりや、デモに対する強硬鎮圧を指していると分析した。特にミネソタ州では、ICE職員の発砲により市民権を持つ2人が死亡する事件も発生しており、国内で波紋が広がっている。
















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