
中国海警局は25日、台湾の最前線に位置する金門島周辺海域において、巡視活動を実施したと発表した。
中国海警局によると、同局東海分局の朱安慶報道官は同日、福建海警が金門周辺海域で「法に基づく通常の法執行活動」を実施したと説明。朱報道官は続けて、「2月以降、福建海警は艦艇編隊を編成し、金門周辺海域でのパトロールを継続的に強化している」とした上で、「関連海域の管理を一層強め、台湾地域を含む中国漁民の合法的かつ正当な権益と生命・財産の安全を確実に守る。厦門(アモイ)・金門海域における通常の航行および操業秩序を強力に保障していく」と強調した。
これに先立ち、今月13日にも中国海警局の巡視船が金門島周辺に進入し、台湾側との間で摩擦が生じていた。
台湾の海洋委員会海巡署(海保に相当)によると、中国海警局所属の巡視船4隻が当日午前、台湾側が設定している金門島周辺の「禁止・制限水域」に進入した。これを受け、台湾側は自国の巡視船4隻を緊急投入。中国船の接近を阻止するとともに、警告を発して退去を要求したという。
中国側は近年、金門島周辺でのパトロールを「常態化」させることで、台湾側が主張する管轄権を無効化しようとする動きを強めており、中台間の緊張が一段と高まっている。
















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