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「トランプ大統領、大ピンチか?」英紙がエプスタイン文書の“除外部分”公開!“未証明の疑惑”が再燃

望月博樹 アクセス  

出典:ロイター
出典:ロイター

米国のドナルド・トランプ大統領が1980年代初め、10代の少女への性的暴行を試みたとする主張が、ジェフリー・エプスタイン事件の被害者の証言として2019年の米連邦捜査局(FBI)の調査記録に含まれていたことが明らかになった。

英紙ガーディアンは26日(現地時間)、FBIが2019年7月から10月にエプスタイン事件の被害女性に対し4回実施した聴取内容をまとめた25ページのメモを報じた。

これらは、米司法省が先月30日に公開したエプスタイン関連資料から除外されていたトランプ大統領に関する部分とされる。

一方、ガーディアンは慎重な姿勢も示している。記事の見出しは「エプスタイン文章に含まれる、トランプ大統領が未成年を虐待したとの具体的だが立証されていない主張」となっている。

ガーディアンは「一部内容は非現実的に見え、1980年代初頭のエプスタインの行動記録と矛盾する点も多い」と指摘した。司法省が公開した資料には辞任や逮捕につながった暴露もあるが、虚偽と判明した根拠のない主張も含まれていると伝えた。

報道によると、被害女性は13歳だった1983年から15歳ごろまで、サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドでエプスタインから性的虐待を受けたと2019年にFBIに証言した。その過程でトランプ大統領を紹介され、2人きりの場で性的暴行を試みられたと主張した。ただし女性が抵抗したところ暴行を受け、部屋から追い出されたとしている。

さらに、エプスタインとトランプ大統領が自身の前でカジノを通じた資金洗浄について話していたとも述べた。

これに対しガーディアンは「1983年当時にトランプ大統領とエプスタインが知り合いだったことを示す証拠はない」と補足した。トランプ大統領は2002年のインタビューで「エプスタインと知り合ったのは15年前」と語っていると伝えた。

またガーディアンは、この被害女性が複数の詐欺や窃盗、高齢者搾取の容疑で起訴された経歴があることにも言及し、証言内容に誇張や歪曲が含まれている可能性を示唆した。

司法省は昨年12月19日からエプスタイン関連の捜査資料の公開を開始し、先月30日には文書約300万ページ、動画2,000点、写真18万点を公表した。

しかし、公開資料にトランプ大統領に関する部分が含まれていなかったことが25日に明らかとなり、政界で波紋が広がっている。

米上院民主党院内総務チャック・シューマー氏は「法律は一部のみの公開を認めていない。全ての資料を公開すべきだ」と述べ「司法省がトランプ大統領やエプスタイン関係者を守ろうとする大規模な隠蔽を行っている」と批判した。

一方、エプスタインへの関与疑惑で下院監督委員会の調査を受けたヒラリー・クリントン元国務長官も「司法省がトランプ大統領に対する重大な犯罪告発に関するFBI聴取を隠蔽したとの報道の真相を究明すべきだ」と訴えた。

共和党内からも全面公開を求める声が上がっている。米上院司法委員長チャック・グラスリー氏は「全資料公開を義務付ける法律が成立しているなら、全て公開すべきだ」と主張した。上院司法委員会所属のジョン・F・ケネディ上院議員も「被害者の名前や未成年者の写真は除き、文書は公開せよ」と述べ「完全公開がなされるまで、この問題は終わらない」と強調した。

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