
ドナルド・トランプ米大統領の核心支持層であるMAGA陣営から、イラン空爆を批判する声が相次いでいる。これを受け、トランプ氏は「MAGAはトランプそのものだ」と反論。新たな孤立主義を掲げてきた支持層とトランプ氏の間で、対立の溝が深まっている。
3日(現地時間)、米メディア「ザ・ヒル」の報道によると、トランプ氏は前日に行われたインタビューで、MAGAがイラン空爆を支持していないとの指摘に対し、MAGAはトランプそのものであると一蹴した。そのうえで、空爆はアメリカと他国を安全に守るための手段だと述べたという。これは、保守派論客の間で空爆への批判が強まっていることを意識した発言とみられる。
これに先立ち、トランプ氏の側近として知られる保守派のタッカー・カールソン氏は1日、テレビ番組で今回の米軍の作戦を不快で邪悪なものだとして強く批判した。また、保守派の論客であるメーガン・ケリー氏もSNSへの投稿で、今回の戦争はアメリカ・ファーストに合致しないと指摘。作戦中に死亡した兵士たちは自国のためではなく、イランやイスラエルのために犠牲になったのだとの見解を示した。
さらに、かつてMAGA陣営の中心人物であったマージョリー・テイラー・グリーン前下院議員も、空爆直後にX(旧ツイッター)で発信。イラク戦争やアフガニスタン戦争を引き合いに出し、今回の作戦も他国のための戦争であり、単なる他国の政権交代を狙ったものにすぎないと批判した。
トランプ氏による対外的な軍事行動が支持層内部の反発を招いたのは、今回が初めてではない。過去にベネズエラのマドゥロ政権交代を狙った作戦が行われた際にも、それが真のアメリカ・ファーストに反するという批判が上がっていた。
















コメント0