
スキー場のリフトでふざけていた女性が空中に宙吊りになり、同乗者の咄嗟の判断でかろうじて命を救われた。修羅場を捉えた映像が1,600万回再生を突破して急速に拡散するなか、リフトの安全ルールの重要性が改めて注目を集めている。
28日(現地時間)、米ABCニュースなど複数の外国メディアによると、米カリフォルニア州ビッグベア・マウンテン・リゾートで、スキーヤーのルーラ・デ・ミランダ・アルセさんが運行中のリフトから滑り落ち、空中に宙吊りになる事故が発生した。
リフトの移動中に座席から滑り落ちたルーラは、空中にぶら下がったままもがき続けた。ルーラさんは「下を見たら高すぎて、死ぬと思った」、「このままでは助からないと感じた」と当時の状況を振り返った。
双子の姉妹レイズルさんと友人のマケナ・ドゥムラオさんが素早くルーラの体を支え、転落を防いだ。
レイズルさんは「最初はふざけているのだと思って『やめなよ』と言ったが、『本当なの、上がれない』と聞いた瞬間、背筋が凍った」と語った。
ドゥムラオさんも「なんとか支えたが、ルーラがもみ続けていたら手が離れていた」と、一触即発だった瞬間を振り返った。
現場を目撃した人物がSNSに投稿した映像は瞬く間に広まり、再生回数は1,600万回を超えた。映像には、ルーラさんが空中でもがく中、リフトが前進し続ける緊迫した場面が克明に記録されている。
リゾート側は事故の発生を認めたうえで、「当事者たちも、ふざけていたことが事故につながったと認めている」と説明した。さらに「状況を把握したスタッフが直ちにリフトを停止し、上部乗降場で全搭乗客を速やかに下車させた。予防措置としてスキーパトロール隊が現場を確認した」と述べた。
そのうえで「リフト乗車時は必ず安全バーを下げ、危険な行為や注意散漫につながる行動を控えるよう」呼びかけた。
3人にいずれも大きなけがはなかった。ルーラは「何があってもスキーは続ける」と述べ、今回の事故にも揺るがない姿勢を示した。













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