「世界消費者権利デー」として指定された3月15日(現地時間)に、中国で過酸化水素で鶏足の漂白作業を行ったり、平凡な物質を奇跡の薬と偽って販売した業者の悪行が暴露された。

中国の国営中国中央テレビ(CCTV)は、15日に毎年恒例の消費者告発番組「3・15晩会」を通じて「漂白鶏足」などの違法行為について大々的に報道した。
CCTVは毎年3月15日に特別番組を編成し、消費者の権利を侵害する違法事例を取材して報道している。
今年最も関心を集めた報道は、四川地域に位置する鶏足加工業者だ。この鶏足はイベントを行うたびに数万個売れる有名な製品で、新鮮で辛い味が若者や子供にも人気を集めているとCCTVは伝えた。
鶏足製品は真っ白で肉がたっぷり詰まっており、食欲をそそる一方、500gの販売価格が最低15元(約347円)と安く設定されている。CCTVはこのような超低価格政策が正常な食品生産コストの法則に合わないと判断し調査に入った。
報道によると、四川省成都に位置する食品加工工場は各地域が魚の腐敗臭のような悪臭で満ちており、床は長期間掃除されていないかのように汚物が堆積していた。生産機械・設備の表面はひどく汚れており、プラスチック製のカゴのような備品も無秩序に放置されていた。
作業場では湿って汚れた地面の上に鶏足があり、ほうきやシャベルといった掃除道具が鶏足の上に置かれていた。作業員たちは平然と道具を手に取って使用しており、食品衛生と安全は完全に度外視されていたとCCTVは指摘した。
特に製品について一部の関係者は「できるだけ食べないか、食べる量を減らしている」と述べており、これは鶏足の漂白過程によるものだと指摘された。CCTVは現地の従業員の証言を引用し、鶏足を過酸化水素で漂白していると報じた。
過酸化水素は強力な酸化剤であり消毒剤で、直接接触すると皮膚や消化管に深刻な損傷を与える可能性がある。食品に浸す用途で使用すると、タンパク質やその他の栄養素を破壊し、食品の腐敗を隠蔽すことができると伝えた。CCTVは国家規定によれば鶏足加工過程で過酸化水素を使用することはできないと付け加えた。

CCTVはまた、最近2年余りの間に医療・美容市場で人気を集めた「エクソソーム」製品も取り上げた。この製品はインターネットで美容と老化防止のために使用される「奇跡の万能薬」として宣伝されているが、実際には幹細胞培養過程で分泌される物質の一つであり副作用も多いと指摘された。
CCTVの調査結果、実際に市場で販売されている製品の中にはエクソソーム成分を含んでいないにもかかわらず、虚偽の製品情報を記載している業者も多数判明した。
この他にも瀋陽市では強引なマーケティングで高齢者を騙して製品を販売したり、電動自転車を違法に貸し出し、配当金を餌に不正な株式投資相談業務を行っていた業者達の実態が報道を通じて明らかにされた。
一方、中国の規制当局である国家市場監督管理総局は今回の報道で明らかになった関連違法行為を徹底的に調査し、消費者の正当な権利と利益を保護するために最善を尽くすと述べた。













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