
イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)は、イスラエル軍の空爆で死亡したイランの最高安全保障委員会のアリ・ラリジャニ事務局長を追悼し、報復を誓った。
イラン国営Press TVによると、革命防衛隊は18日(現地時間)に声明を出し、偉大な殉教者の血は、世界の傲慢な勢力とシオニズムに立ち向かう国家的覚醒と力の源になると表明した。
そのうえで、革命防衛隊はこの偉大な殉教者と他の殉教者が流した血を決して忘れず、報復を断念することもないと強調した。
政府高官からも報復を示唆する発言が相次いだ。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、勇敢で揺るがないイランの殉教者たちの血を流させた犯罪的なテロ攻撃には、必ず苛烈な報復が待っていると述べた。
イラン議会のモハンマドバーゲル・ガリバフ議長も、殉教という赤い道は暗殺では止められないと発言し、不信と偽善の勢力が排除され、イラン・イスラム共和国への脅威が消えるまで、その歩みは続くとの認識を示した。
イランのゴラームホセイン・モフセニー・エジェイー司法長官は、国民の支持を受けるイラン軍が、この高貴な殉教者と他の殉教者の血に対し、最悪の犯罪者である米国とシオニスト政権へ必ず報復すると主張した。
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は17日、16日夜のテヘラン空爆でラリジャニ事務局長と、革命防衛隊傘下の民兵組織バシジのゴラムレザ・ソレイマニ司令官を殺害したと発表した。ラリジャニ事務局長の息子のほか、最高安全保障委員会の高官らも死亡したと伝えられている。
ラリジャニ事務局長は、先月28日のイスラエル軍による空爆で死亡したイランの前最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師の最側近として知られ、戦闘勃発後は革命防衛隊を事実上統括してきた人物とされる。
今年1月に起きた反政府デモの流血弾圧を主導した責任者とみられる一方、イスラム原理主義者とは距離を置き、西側との対話の必要性を訴える現実派との見方もあった。
イスラエルがアリ・ハメネイ師に続き、安全保障政策の実権を握っていたラリジャニ事務局長まで殺害したことで、イラン体制が革命防衛隊の強硬派を軸にさらに結束する可能性も取り沙汰されている。
イスラエル国防軍(IDF)は、ラリジャニ事務局長の殺害を公表した後、イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師についても、所在は確認できていないものの追跡して無力化すると予告した。
















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