
米国の対イラン攻撃作戦を遂行中の空母「ジェラルド・R・フォード」の火災被害が予想以上に大きいことが明らかになった。16日(現地時間)にニューヨーク・タイムズ(NYT)は、空母フォードの洗濯室で発生した火災が30時間続き、数十人の乗組員が煙を吸い込む被害を受けたと独占報道した。NYTによると、火災は12日に洗濯室で始まり、その影響で600人の乗組員がベッドを失い、テーブルや床で寝ることを余儀なくされ、洗濯もできない状況に陥ったという。
これに先立ち、米中央海軍(NAVCENT)は12日「空母フォードで火災が発生したが、作戦遂行能力には全く問題ない」とし、「海軍2名が生命に危険のない負傷で治療を受けた」と明らかにしていた。

今回の火災は空母で起きた単純な事件と見ることもできるが、予定より長引いた作戦による疲労が蓄積された結果とも分析される。空母フォードは昨年6月、米バージニア州ノーフォーク港を出発し、当初は欧州巡航を目的に地中海などで作戦を遂行した。
しかし同年11月ベネズエラ圧迫のためカリブ海に移動し、先月には中東地域の緊張の高まりに伴い、再配置命令を受けて紅海北部の海域に留まり作戦を展開している。特に中東地域の不安定な情勢により配置が延長され、4月末か5月末までここに留まると予想され、派兵期間が11か月に達する見込みだ。一般的な空母の派兵期間が6〜7か月であることと比較すると、ほぼ2倍に達する数値だ。
これについて米国のジョン・F・カービー退役海軍少将は「これほど長期間にわたり厳しい航行を続ければ、艦船や乗組員が万全の状態を維持するのは難しい」と述べた。実際に空母フォードは長期間の航海の影響からか深刻なトイレの故障を経験した。先月ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、空母フォードが持続的な下水処理システムの故障を抱えており、乗組員がトイレを利用するためには最大45分間も並ばなければならない状況だと報じた。
一方、2017年に就役した米海軍の最新型原子力空母であるフォードは10万トンを超える最大規模で4,500人以上の乗組員が搭乗できる。特にF-35C、F/A-18E/F・スーパーホーネットなど多様な航空機75機を運用し、駆逐艦4隻と最低1隻の潜水艦も従える米国の核心的な海上プラットフォームだ。
















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