
英国の高級車メーカー、ベントレーが、戦時下のウクライナでも販売店評価で高い実績を示していたことが分かった。
24日、聯合ニュースによると、ベントレーの欧州・中東・アフリカ地域担当のリチャード・レオポルド氏は、最近、自身のSNSアカウントである「リンクトイン」に関連内容を投稿した。レオポルド氏は、12項目の主要業績評価指標(KPI)で高得点を記録した販売店のうち、3位がキーウ店だったと紹介し、驚くべき回復力だと評した。1位はイタリア・パドヴァ店、2位はオランダ・ロッテルダム店だった。
ウクライナのジャーナリスト、ディアナ・パンチェンコ氏も「X(旧ツイッター)」で、昨年のベントレーの欧州販売実績では首都キーウが3位だったと主張し、ベントレーの平均販売価格は40万ドル(約6,350万円)からだと記した。
パンチェンコ氏は、欧州がウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領に再び900億ユーロ(約16兆5,900億円)を渡せば、キーウが1位になる可能性も十分あると皮肉を込めて述べた。欧州連合(EU)は、ウクライナ政府の財政難を和らげるため、2年余りにわたり900億ユーロの無利子融資を進めてきたが、親ロシア寄りのハンガリーの反対で足止めされている。もっとも、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は先月、ロシアによる侵攻開始から4年に合わせてキーウを訪れ、何らかの形で約束は果たすと述べ、履行に意欲を示した。
さらにパンチェンコ氏は、こうした車の大半はモナコやフランスの別荘へ向かうとし、ウクライナで盗んだ金を持ち出してそうした場所で暮らしている人々がいるとも主張した。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領周辺で、巨額の贈収賄疑惑などを巡る捜査が続いている状況を踏まえた発言とみられる。実際、レオポルド氏の投稿には、私たちの税金の行き先が分かった、900億ユーロが入ればキーウが1位になる日も近い、といった批判的な反応が寄せられた。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の対外投資・経済協力担当特使、キリル・ドミトリエフ氏も、この投稿を自身の「X」アカウントで共有し、ウクライナではベントレーが人気だと皮肉交じりに反応した。
一方、ウクライナ国家汚職対策局(NABU)は昨年、国営原子力企業エネルゴアトムの幹部らが国有契約額の10~15%をリベートとして受け取り、総額1億ドル(約159億円)規模の汚職に関与したと発表した。この過程では、ゼレンスキー大統領がコメディアン時代に関わった劇団の共同所有者で、事業上のパートナーでもあったティムール・ミンディチ氏が立件され、汚職疑惑はさらに波紋を広げた。
ゼレンスキー大統領の5年の任期は2024年5月に満了したが、ウクライナでは戒厳令下で選挙が停止されているため、現在も職務を続けている。その後、米国のドナルド・トランプ大統領側から大統領選の実施を求める声が強まり、停戦と安全保障の条件が整えば選挙に応じる考えを示したと報じられている。













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