
イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師が、イラクに感謝の意を伝えた。モジタバ師が最高指導者に選出されて以降、公式メッセージを出すのは今回が3回目で、今回も公の場には姿を見せず、書面で発表した。
30日(現地時間)、イラン国営放送などによると、モジタバ師は書面メッセージで、イランに対する攻撃に断固反対すると表明した。そのうえで、攻撃を受けたイランへの支持を明確に示したイラク側に謝意を示し、イラク国民と、イラクのシーア派最高権威アリ・シスタニ師に感謝を伝えた。
このメッセージは、イラク・イスラーム最高評議会と在イラク・イラン大使の会談後に伝達されたとされる。
モジタバ師が言及したシスタニ師は、シーア派イスラム圏で最も影響力のある人物の一人に数えられる。今回の発信は、イラク国内の親イラン勢力だけでなく、中東のシーア派勢力の結束にも目配りしながら、支持基盤の引き締めを図ったものとみられる。
モジタバ師は、2月28日に米国とイスラエルの空爆で死亡したイランの前最高指導者アリ・ハメネイ師の次男で、父の死去後に最高指導者に指名された。だが、就任後は公の場に姿を見せず、書面メッセージだけを限られた形で発表しており、健康状態や所在を巡る憶測が続いている。
イラン国営TVや一部当局者は、モジタバ師が空爆時の負傷から回復中だとしているものの、詳しい状況は明らかにしていない。
モジタバ師が公式の書面メッセージを出したのは、3月12日、20日に続いて今回が3回目となる。
















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