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「一杯どう?」が罰金に…勤務中の飲酒や強要で処罰、”飲み会の常識”が変わる

荒巻俊 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

今後ベトナムでは職場の同僚や知人に無理に酒を勧めたり、勤務時間中に酒を飲んで摘発されると、最大300万ドン(約1万8,000円)の罰金が科される。

6日(現地時間)VnExpressによると、ベトナム政府は酒類の乱用による社会的弊害を減らすため、この内容を含む保健分野の行政違反処罰に関する施行令を公布し、施行に入ったと明らかにしたという。

今回の施行令のポイントは、相手の意思に反して飲酒を誘引または強要する行為を法的に規制する点だ。具体的には、▲飲酒の強要および誘引行為 ▲業務および授業の開始前・後または時間内の飲酒行為に対して100万~300万ドン(約6,000~1万8,000円)の罰金が科される。

ベトナム当局は、これまで慣行のように考えられていた「ちゃんぽん飲み」や「回し飲み」などの強圧的な飲酒文化が市民の健康と業務効率を妨げると判断し、強力な金銭的制裁を通じて節度ある飲酒マナーを定着させると強調した。

販売業者や企業に対する規制の水準も一段と高まった。18歳未満に酒を販売したり、店舗に禁止案内文を掲示しない場合、100万~300万ドンの罰金が科される。

学校や病院の半径100m以内で酒類を販売したり、禁止場所で営業した場合、500万~1,000万ドン(約3万~6万円)の罰金が科される。また、オンライン酒類販売時に未成年者のアクセス遮断フィルタリングシステムを設けない場合、1,000万~2,000万ドン(約6万~12万円)の罰金処分を受ける。

特にマーケティング活動に対する制裁が最も厳しい。アルコール度数15度以上の酒を景品として掲げたり、未成年モデルを起用したり、妊婦を対象にしたマーケティングを行う企業には最大3,000万ドン(約18万円)の課徴金が科される。

世界保健機関(WHO)の調査結果によると、ベトナムは東南アジアで2番目に酒をたくさん飲む国だという。酒類消費に支出される費用は年間34億ドル(約5,400億円)に迫る。

特に成人男性の44%が危険な水準で飲酒しており、祝日ごとに急増するアルコール中毒と飲酒事故は医療システムに深刻な過負荷をもたらしている。

ある専門家は「酒は免疫系を破壊し、心血管疾患や各種癌を引き起こす致命的な要因だ」とし、「今回の規制が飲酒の危険性に対する警戒心を呼び覚ます契機となることを願う」と述べた。

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