ウクライナ「無人ロボット・ドローンのみでロシア陣地を占領」

ウクライナは、歩兵を投入せず地上ロボットと無人航空機(ドローン)のみでロシア軍の陣地を占領することに成功したと主張した。これは戦争史上、ロボットシステムのみで敵陣地を占領し、降伏まで受け入れさせた初の事例だと自ら評価した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日(現地時間)、「武器製作者の日」の演説で「未来はすでに前線に到来している」と述べ、「ウクライナは戦争史上初めて、地上ロボットシステムとドローンなど無人プラットフォームのみで敵の陣地を占領した」と明らかにした。
続けて「ロシア軍は投降し、歩兵の投入や我々側の損失なしに作戦は遂行された」と説明した。
同大統領は「ラテルやテルミット、アルダル、リス、ズミィ、プロテクター、ヴォリャなどの無人地上ロボット(UGV)は、過去3カ月間に前線で2万2,000回以上の任務を遂行した」とし、「ロボットが兵士の代わりに最も危険な地域に入り、2万2,000回以上、命を救った計算になる。これは人命という価値を守る高度な技術だ」と強調した。
ゼレンスキー大統領が言及したUGVは、偵察や自爆、戦闘、弾薬輸送、医療搬送などに活用される無人地上ロボット(車両)だ。操縦者は搭乗せず、後方の統制所や近距離からコントローラーで遠隔操作するか、あらかじめ入力された経路に従って半自律的に走行する。
ユナイテッド24などによると、ウクライナ軍の無人作戦は、偵察ドローンが上空からロシア軍の陣地を発見すると、自爆型UGVのラテルと自爆ドローンが機関銃陣地やバンカーなどの防御拠点を破壊し、機関銃を搭載したプロテクターやリス、ズミィなどの戦闘型UGVが陣地内部を制圧する形で進められるという。
弾薬や装備はテルミットやヴォリャといった補給用UGVが運搬し、負傷兵はアルダルが後方へ搬送する。兵士はその後、整理や防御任務に投入される。
ウクライナは今年1月、自国の防衛産業企業デブドロイドが製造した戦闘型UGV「TW-7.62」がロシア兵3人を捕虜にしたとして、映像を公開したことがある。TW-7.62は7.62mm機関銃を搭載している。
映像によると、ロシア兵はUGVの監視下で両手を挙げて降伏の意思を示した後、武装を解除し、雪原にうつ伏せになって拘束される様子が確認される。
ウクライナはUGVを防御にも投入している。ウクライナ軍は昨年、東部戦線で12.7mm機関銃を搭載した戦闘型UGV「TW-12.7」1台のみで、45日間にわたりロシア軍の高地への接近を阻止したと主張した。UGVは48時間ごとに後方へ戻って整備と再装填を行い、その後、再び前線に復帰したという。













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