スペースXのイーロン・マスクCEOが最高経営者として在職中のスペースXをまるで「貯金箱」のように活用したとの指摘が出た。個人的に低利で多額の借入を行い、関連会社の支援にもスペースXの資金を利用したという。

25日の聯合ニュースによると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は24日(現地時間)、内部文書と関係者の証言を基に、マスクCEOが2018年から2020年までスペースXから計5億ドル(約796億3,300万円)を借り入れたと報じたという。この借入の金利は1%未満から最大約3%の水準で、当時の市中銀行の優遇金利(約5%)を大きく下回っていた。担保はスペースXの株式で、返済期間は10年に設定された。
内部文書によると、この借入はCEOのため特別に用意されたもので、承認主体は公開されていない。資金の具体的な使途も明らかにされていない。マスクCEOは2021年末に元本と利息を含め約1,400万ドル(約22憶3,000万円)を返済したとされる。マスクCEOは個人の借入にとどまらず、自身が率いる他の企業が資金難に陥った際にもスペースXを通じて資金を支援した。テスラ、ソーラーシティ、xAIなどがこれに該当する。
2008年の金融危機の際、テスラはスペースXから2,000万ドル(約31億8,500万円)の支援を受け、2015年には倒産の懸念が出ていたソーラーシティの社債をスペースXが買い入れる形で約2億5,500万ドル(約406憶1,200万円)が投入された。最近ではスペースXがxAIを買収した。
NYTはこうした行動について、マスクCEOは1億ドル(約159憶2,600万円)が必要な時、銀行に電話する代わりにスペースXを頼ったとし、過去20年間、スペースXをまるで貯金箱のように使ってきたと指摘した。このような事例は以前にも繰り返し指摘されてきた。ブルームバーグは最近、スペースXがテスラの電気トラック「サイバートラック」1,279台を購入し、販売実績を押し上げたと報じた。
こうした資金運用はスペースXが非上場企業だったため可能だったとみられる。ただし、同社が今年6月に上場を控えているため、今後同様の取引は制限される可能性があるとの見方が出ている。
















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