
イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長が国民に団結を呼びかけ「これが敵の新たな陰謀に立ち向かう唯一の道だ」と強調した。
ガリバフ議長は29日(現地時間)、イラン国民に向けた音声メッセージで「これまであらゆる陰謀を阻止してきた力は団結にある」と述べた。そのうえで「現在は敵による新たな陰謀や分断をあおる動きが一層深刻化しており、団結の重要性はさらに高まっている」との認識を示した。
また、米国とイスラエルによる対イラン圧力に言及し「敵は革命指導部や軍指揮官の暗殺を通じて、3日以内にイスラム共和国を崩壊させようとした」と主張した。しかし、国民の結束と軍・治安機関の対応により、その試みは失敗に終わったと強調した。
また戦争以前の段階でも、テロ組織や傭兵を動員して抗議活動を混乱させ、社会の分断を招こうとしたほか、外部勢力が分離主義勢力を利用してクーデターを試みたという主張も提起した。これらの動きについても、軍や情報機関の対応によって阻止されたとしている。
ガリバフ議長は過去にイスファハン地域へのヘリコプターや航空機の投入が試みられた事例にも触れ「過去のイーグルクロー作戦と同様の失敗だ」と述べた。この発言は外部からの軍事的圧力への警戒を示すものとみられる。
さらに、経済制裁や海上封鎖、宣伝戦を通じた圧力がイラン国内の分断を促す戦略だと指摘し、国民に対して警戒を緩めないよう呼びかけた。
そのうえで「ドナルド・トランプ米大統領による対イランの公然とした威圧や、違法な海上封鎖を含む政策はイランを屈服させることを目的としている」と批判した。
そして「イランが団結と結束を維持すれば、こうした試みは再び失敗に終わるだろう」と強調した。
















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