
ドナルド・トランプ米大統領が、教皇レオ14世への批判を再び強めた。
英紙ガーディアンは5日(現地時間)、トランプ大統領が保守系ラジオ司会者ヒュー・ヒューイット氏とのインタビューで、イラン戦争に反対してきた教皇について、「多くのカトリック信者を危険にさらしている」と主張したと報じた。
インタビューの中でトランプ大統領は、教皇について「イランが核兵器を保有しても構わないと言おうとしている。それは極めて問題だ」と述べた。さらに、「多くのカトリック信者や人々を危険にさらしている」とした上で、「教皇の意向に従えば、イランが核兵器を持つことも全く問題ないと考えているということだ」と指摘した。
ただし、レオ14世がイランの核兵器保有を支持した事実はない。教皇はこれまで、イランに対する米国やイスラエルの軍事行動や、レバノンなど中東全域に拡大する衝突に反対し、停戦と対話を呼びかけてきた。
トランプ大統領の今回の発言は、マルコ・ルビオ米国務長官がバチカンで教皇と会談する2日前に行われた。ルビオ長官は7日午前、バチカンでレオ14世と会談し、米国と教皇庁の関係改善を図る見通しだ。

米国のブライアン・バーチ駐バチカン大使は同日、記者団に対し、マルコ・ルビオ国務長官と教皇の会談について「率直な対話になるだろう」と述べた。その上で、「国家間には意見の相違があり得るが、それを解決する手段の一つが兄弟愛と真の対話だ」と語った。
また、バーチ大使は、米国とバチカンの間に「深い亀裂」があるとの見方を否定した。ルビオ長官の訪問目的については、「互いの理解を深め、相違点があれば議論するためのものだ」と説明した。
今回の訪問はレオ14世即位1周年に合わせて行われる。トランプ大統領は4月にも教皇を「弱い」と非難し、教皇としての役割を十分に果たしていないとの認識を示して批判していた。トランプ大統領は当時、自身をイエス・キリストになぞらえて描いたAI生成画像を共有した後に削除した経緯もある。その後、この画像については、実際には自分を医師として表現したものだと説明した。
















コメント0