イラン核開発、米・イスラエル攻撃で大幅後退との分析

ウォール・ストリート・ジャーナルは8日、米国とイスラエルによる相次ぐイラン核施設への攻撃により、イランの核兵器開発能力が大きく損なわれ、核爆弾製造に至るまでの期間が従来の約9か月から最大2年程度まで延びたと報じた。
同紙は、「科学国際安全保障研究所(ISIS)」の最新報告書を引用している。
米国とイスラエルは昨年6月にもイランの核施設を攻撃していたが、今年2月28日に始まった戦争以降、少なくとも6カ所のイラン核関連施設が攻撃を受けたという。
主な標的となったのは、兵器化に向けた作業が行われていたウラン濃縮施設や関連施設だった。報告書は、今回の攻撃によって多数のイラン核科学者が死亡したと指摘したものの、具体的な人数は明らかにしていない。
その結果、4月7日まで続いた一連の攻撃により、イランの核兵器開発能力は大幅に後退したと分析されている。
報告書は特に、「今回の攻撃後もイランの核兵器製造までの期間は大きく延びていない」とする最近の米情報機関の分析について、「確認されている損傷状況と一致しておらず、追加説明と検証が必要だ」と指摘した。
同報告書は、イランが保有する濃縮ウラン備蓄の多くが、移動経路の把握が容易な場所に保管されており、イラン側がこれらを回収・利用することは困難な状況にあるという。
















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