
スペインとアイルランド、スロベニアの公共放送は11日(現地時間)、イスラエルの参加を理由に「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」を放送しないことを決定した。これらの国はイスラエルのガザ地区侵攻に伴う大規模な民間人被害を理由にイスラエル除外を要求してきた。
POLITICO Europeは、スペイン放送協会(RTV)が自社の音楽番組『音楽の家(The House of Music)』を放送する予定だと伝えた。スペインはユーロビジョン・ソング・コンテストの主要な財政支援国である。
スロベニア国営放送局、RTVスロベニアは「ユーロビジョンというサーカスの代わりに中東の現状を照らし出す『パレスチナの声(Voices of Palestine)』というテーマの番組を放送する」と述べた。
RTVスロベニアの理事長、ナタリヤ・ゴルシュチャク氏はPOLITICO Europeに「今回の決定はユダヤ人に対する反感ではなく、ベンヤミン・ネタニヤフ政権の政治的行動に対する抗議メッセージだ」と説明した。
アイルランド放送協会は、16日の決勝に合わせて1990年代の自国の人気コメディドラマ『テッド神父(Father Ted)』のユーロビジョンテーマエピソードを放送する予定だ。
オランダとアイスランドはイスラエルの参加を理由に今年のユーロビジョン・ソング・コンテストへの参加をボイコットした。ただし、オランダとアイスランドはコンテストを放送する計画だ。
ユーロビジョン・ソング・コンテストは、第二次世界大戦後のヨーロッパの和解と統合を目的に始まった、欧州最大規模の国際音楽コンテストだ。56カ国113の放送局が加盟する欧州放送連合主催で毎年5月に開催される。イスラエル、オーストラリアなど一部の非ヨーロッパ国も参加している。
ドイツのドイチェ・ヴェレは、ロシアが2022年にウクライナを全面侵攻した後、ユーロビジョン・ソング・コンテストへの参加が禁止されたと伝えた。イスラエルは昨年2位を獲得したが、パレスチナ支持傾向が強い国で一般投票1位を記録するなど、一般投票操作の疑惑も持たれている。
ユーロビジョン・ソング・コンテストの主催者は一般投票操作の疑惑を否定し、ヨーロッパ内イスラエルの友好国の圧力の下、イスラエル参加許可に関する投票提案も撤回した。













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