民主党、9度目の試みも不発…過半数確保に失敗
共和党指導部「合意内容を見極める必要がある」

米上院は16日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領のイラン関連軍事行動を制限し、議会の戦争承認権限を再確認しようとする民主党の「対イラン戦争中断決議案」を再び否決した。
今回の投票は民主党が推進した試みとしては9回目だったが、今回も上院を通過できなかった。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、投票結果が賛成48票、反対47票で集計され、一部の共和党議員が党の方針に反して賛成に加わったにもかかわらず、過半数の確保には失敗したと報じた。事実上1票差の接戦だったが、法案は通過しなかった。
今回の決議案は米軍のイラン関連軍事介入を中止し、今後の軍事行動に対して議会の明示的な承認を受けるよう求める内容だ。民主党は行政府による単独の軍事行動が拡大することを抑制すべきだという立場を堅持している。
決議案を提出したラファエル・ウォーノック議員は、投票に先立ち「今回の停戦は事実上現状維持への復帰に過ぎない」と述べ、「戦争は始めるより終わらせる方が難しいことを歴史が示している」と語った。彼は議会が戦争決定過程で、より強い統制権を持つべきだと強調した。
一方、共和党指導部は、この決議案を採決にかけること自体が外交交渉に悪影響を及ぼしかねないと批判した。ジョン・スーン議員はトランプ大統領がイランとの合意内容をまだ公表していないことに言及し、「追加情報が必要だ」と述べた。
今回の投票では共和党内でも一部の離脱票が確認された。ビル・キャシディ議員、スーザン・コリンズ議員、ランド・ポール議員、リサ・マコウスキー議員の4名は決議案に賛成票を投じたが、民主党内ではジョン・フェターマン議員が唯一反対の立場を維持した。
米上院外交委員会のジム・リッシュ委員長(共和党)はこの決議案が外交交渉に悪影響を及ぼす可能性があると指摘した。彼はトランプ大統領が出席中の主要7カ国(G7)首脳会議に言及し、「議会の介入が米国の外交努力を弱体化させる可能性がある」と主張した。
彼は現在の状況について米軍がイランと交戦中という解釈自体に異議を唱え、紛争は事実上終了したという行政府と同様の認識を示した。
















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