トランプ「世界恐慌を防ぐために終戦…自身の力に限界はない」と主張

ドナルド・トランプ アメリカ大統領が、原油危機の長期化による世界的な不況を防ぐためイランと終戦了解覚書(MOU)を締結したと述べつつ、アメリカの限界が露呈したとの指摘は受け入れなかった。
トランプ大統領は18日(現地時間)に報道されたAxiosのインタビューで、「より強硬な手段を取るとすれば、再び介入して2〜3週間爆撃を続けることだが、それではホルムズ海峡は開放されない」とし、「爆撃が続く限り海峡は自動的に閉鎖される」と述べた。
彼は続けて、「(爆撃再開時)我々は数ヶ月間石油を供給されず、それは世界的な大恐慌を引き起こす可能性がある」と強調した。
トランプ大統領は前日フランスで開かれた記者会見でも経済危機の長期化問題のため終戦MOUの合意を決定したと明かした。
彼は「我々は不況に陥る可能性があった。私は皆が好きな大統領(トランプ)がハーバート・フーヴァーになることを望まない。彼は私が絶対に真似したくない大統領だ」と述べた。
フーヴァー元大統領は1929年の世界大恐慌発生時に初期対応に失敗したと評価される人物で、ホルムズ海峡の封鎖による高油価状況を世界大恐慌に例えたのだ。
さらに「経済的な災害は避けたかった。戦争が続いていたらそうなっていたかもしれない」とし、「平和の可能性が言及されるたびに株式市場がロケットのように急上昇したことを覚えている」と付け加えた。
ただしトランプ大統領は自身の力に限界はないと主張した。対イラン戦争ではすでに完全勝利を収めており、終戦MOUの締結もアメリカの主体的な判断だという趣旨だ。
彼は「アメリカはイランを軍事的に完全に打ち破り、締結したMOUも事実上の無条件降伏(unconditional surrender)と言える」とし、「海上封鎖で一隻の船も通過できず、数隻が試みたが長続きしなかった」と述べた。
「戦争を通じて自身の力に限界があると感じたか」という質問に「限界はない。そんな教訓はまだ得ていない」と一蹴した。さらに「限界というものがあるのは分かっているが、(私には)ない」と重ねて強調した。
Axiosは「トランプは当初イランに無条件降伏を要求したが、結局制限的なMOU締結で戦争を終結させた。それにもかかわらず、これを通じて自身が謙虚になったり現実的な限界を認識したという解釈は否定した」と指摘した。













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