ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が、ドナルド・トランプ米大統領に対し、ブラジル大統領選挙に介入しないよう警告した。
17日(現地時間)、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の日程を終えてスイス・ジュネーブに移動したルラ大統領は、記者会見で「トランプ大統領にも自分の政治信条を持つ権利はある。しかし、ブラジルの選挙はブラジルの問題だ」と述べた。

ルーラ大統領の発言は、トランプ大統領が記者会見で「ブラジルはやや政治的に危険な状態になっている」とした上で、「彼らもかなり強硬なやり方をしているが、米国ほど強硬な国はない」と発言したことへの反応とみられている。
トランプ大統領の発言は、ブラジル連邦最高裁判所が、ブラジルのジャイール・ボルソナーロ前大統領の三男であるエドゥアルド・ボルソナーロ前下院議員に実刑判決を言い渡したことへの不満を示したものと解釈されている。ブラジル連邦最高裁判所は、米政界に対し、ブラジルの司法機関などへの制裁を科すよう働きかけたとして、エドゥアルド前議員に懲役4年2か月の判決を言い渡した。
これに対し、ルーラ大統領は「ボルソナーロであれ、その息子であれ、孫であれ、支持するのは構わない。しかし、選挙への介入は許されない」と述べ、「トランプ氏はブラジルの成熟した選挙から学ぶ必要がある」と強調した。
一方、ルーラ大統領は今年10月に行われるブラジル大統領選挙で、通算4期目を目指して出馬する予定だ。
対立候補はフラビオ・ボルソナーロ上院議員で、ボルソナーロ前大統領の長男であり、実刑判決を受けたエドゥアルド前議員の実兄でもある。













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