クルスク作戦での北朝鮮軍参加を掲載 北朝鮮・ロシア軍事協力を歴史として記録

ロシアが、ウクライナ戦争に参戦した北朝鮮軍の活動を自国の学校教科書に初めて掲載した。ロシア政府が北朝鮮軍の派兵を公式に認めた後、教育現場でもこれを歴史的事実として記録し始めた。北朝鮮とロシアの軍事協力が新たな段階に入ったことを示す動きとの見方が出ている。
22日(現地時間)、ロシア国営タス通信などによると、ロシア教育省が承認した新たな歴史教科書には、ウクライナ軍が一時占領していたクルスク州の奪還作戦で、北朝鮮軍がロシア軍とともに戦闘に参加した内容が盛り込まれた。教科書は「北朝鮮軍部隊は国際法に基づきロシアを支援した」としたうえで、「クルスク解放作戦で重要な役割を果たした」と記述している。
この教科書は2026年度から高校で使用される予定だ。特にウクライナ戦争に関する章では、北朝鮮との軍事協力をロシアの主要な外交・安全保障上の成果の一つとして位置付けているとされる。
ロシアは昨年まで、北朝鮮軍の派兵について明確な立場を示していなかった。しかし今年に入り、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が北朝鮮軍のクルスク作戦への参加に直接言及し、事実上これを公式に認めた。その後もロシア政府は、北朝鮮軍の貢献を繰り返し高く評価している。
北朝鮮の金正恩総書記も戦死者の追悼行事に出席し、ロシアとの「戦闘的友誼(友情)」を強調するなど、参戦の事実を公然と認めている。
一方、ウクライナや西側諸国はこうした動きに強く反発している。西側諸国は、北朝鮮軍の派兵が国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議に違反するとの立場を示しており、北朝鮮によるロシア支援が欧州の安全保障だけでなく、北東アジアの安全保障環境にも影響を及ぼす可能性があると懸念している。















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