
メタ・プラットフォームズが人工知能(AI)機能を搭載した普及型スマートグラスを発売し、ウェアラブルAI市場の拡大に乗り出した。
ロイター通信によると、メタは23日(現地時間)に眼鏡メーカーのエシロールルックスオティカと共に新しいAIスマートグラス「メタグラス(Meta Glasses)」を公開した。
新製品の価格は299ドル(約4万8,000円)からだ。昨年発売されたMeta Ray-Ban Displayグラスの価格が800ドル(約12万9,247円)だったことを考えると、半分以下の水準となる。
メタはAIを個人の日常に組み込む「パーソナルスーパーインテリジェンス(PSI)」戦略を推進し、関連機器の開発に数十億ドルを投資している。
新しい眼鏡はエシロールルックスオティカと協力して製作されたが、レイバンやオークリーなどの既存の有名ブランド名を使用しない初の製品だ。
四角いフレームとスリムな楕円形フレームなど多様なデザインで発売され、一部の製品は米国のタレント、カイリー・ジェンナーとコラボして製作されたとロイターは伝えた。
特に今回の製品はメタの超知能研究組織(Superintelligence Labs)が開発した初のAIモデル「ミューズスパーク(Muse Spark)」を基にしたメタAIを搭載した初のスマートグラスだ。
メタの成功に刺激を受けて、GoogleとAppleも類似のAI眼鏡の開発に乗り出したとされる。
今回の発表はスナップチャットの親会社スナップが先週2195ドル(約35万4,621円)のARグラスを公開してから1週間後に行われた。
スナップ製品が実際の視界にデジタル画像を重ねるAR機能に焦点を当てたのに対し、メタ眼鏡はテキスト表示とAIアシスタント機能を中心に設計されたとロイターは説明した。
メタグラスはリアルタイム翻訳・音声アシスタント・写真撮影機能を提供するAIスマートグラスで、カメラが認識した情報をメタAIが即座に分析して回答するのが特徴だ。ARディスプレイよりもAIアシスタント機能に焦点を当てた製品となっている。
スマートグラス事業は急速に成長している。市場調査会社IDCによると、昨年の世界のスマートグラス出荷量は960万台に達し、そのうちメタ製品が76.1%を占めた。
メタが価格を大幅に引き下げたが、中国の企業はすでに200〜300ドル台のAI眼鏡競争に参入している。
Xiaomiとアリババはそれぞれ275ドル(約4万4,429円)、268ドル(約4万3,298円)のAI眼鏡を販売し、リアルタイム翻訳・音声アシスタント・道案内機能を提供しており、HUAWEIも367ドル(約5万9,292円)の製品でビデオ通話とQR決済機能までサポートし、競争に加わった。













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