ベネズエラでマグニチュード7.2と7.5の強い地震が39秒間隔で相次いで発生し、首都カラカスをはじめとする北部の主要都市5カ所が事実上まひ状態となり、大規模な人的被害が発生した。

25日(現地時間)、CNNやAP通信などによると、前日午後6時4分、ベネズエラの首都カラカスから西へ約160km離れたカリブ海沿岸のモロン付近で、マグニチュード7.2の地震が発生した。さらに39秒後、同じ地域でマグニチュード7.5の強い地震が再び発生し、被害が急速に拡大した。
今回の地震により、首都カラカスをはじめ、ラグアイラ、マラカイ、サンフェリペ、バレンシアなど北部の主要都市少なくとも5カ所で、建物の倒壊、停電、通信途絶などが相次ぎ、都市機能が事実上まひした。
現時点で少なくとも188人が死亡し、1,520人が負傷したと集計されている。ただし、倒壊した建物のがれきの下に閉じ込められている人が多く、死者数はさらに増える可能性が高い。
米国地質調査所(USGS)は、死者数が1万〜10万人に達する確率を44%、10万人を超える可能性を30%とそれぞれ推定した。また、今回の地震により、ベネズエラの国内総生産(GDP)が1〜5%減少する可能性があるとみている。

CNNは、今回のマグニチュード7.5の地震について、1900年以降にベネズエラで発生した地震の中で最も強い水準だと伝えた。AP通信は、揺れが約1,700km離れたブラジルのアマゾン地域でも感知されたと報じた。
デルシー・ロドリゲス・ベネズエラ暫定大統領は国家非常事態を宣言し、「数十棟の建物が倒壊しており、あらゆる能力を動員して生存者の救助にあたっている」と述べた上で、「ラグアイラは災害地域になった」と明らかにした。
住民が撮影した映像には、建物の外壁が崩れ、がれきの中で家族を探す市民の姿が映っていた。地震直後には電気と通信が途絶え、シモン・ボリバル国際空港が閉鎖されたほか、地下鉄の運行と学校の授業も中断された。
国際社会も緊急支援に乗り出した。米国、中国、ブラジル、メキシコ、国連などが相次いで救援の意向を表明し、ドナルド・トランプ米大統領もSNSを通じて「喜んで支援する準備ができている。我々の大切な新しい友人たちのために、寄り添う」と述べ、支援の意思を示した。















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