イラン外相「トランプ大統領がイスラエルを抑えなければ直接対応する」

イランのアッバス・アラグチ外相は米国とイランの間で締結された了解覚書(MOU)に基づき、ドナルド・トランプ米大統領がイスラエルの軍事行動を抑制すべきだと主張し、これを履行しない場合はイランが対応に乗り出す可能性があると警告した。
タイムズ・オブ・イスラエル(TOI)によると、イランのアッバス・アラグチ外相は1日(現地時間)、「X(旧ツイッター)」への投稿でこの了解覚書は米国に対し「テルアビブの『ペット』と呼んだ勢力を統制する義務を課している」と主張したという。
この発言は米国に対してイスラエル内の強硬派を抑制するよう求める政治的圧力との見方が出ている。
アラグチ外相は「了解覚書の内容は明確であり、公表されている」とし「米大統領はテルアビブの特定勢力を抑制するために介入すべきだ」と訴えた。
さらに「彼らが主人の言うことを聞かないのであれば、イランが対抗する」と述べ「国家や指導部に対するいかなる脅威にも即座に強力な対応を取る」と強調した。
この発言はイスラエルのイスラエル・カッツ国防相がイランの最高指導者モジュタバ・ハメネイ師を名指しして軍事的な警告を発したことを受けたものだ。
カッツ国防相はイランが米国との交渉を通じて制裁緩和を目指していると主張する一方、イスラエルはイランの核兵器開発を容認しない姿勢を改めて示した。
米国とイランが締結した了解覚書は戦闘の停止と地域における敵対行為の緩和を柱としている。ただし、イスラエルは協定の当事国ではないことを理由にこれを認めず、独自に対応する可能性を維持している。
また、イランはホルムズ海峡の管理権確保についても交渉議題として取り上げている。
複数のイラン政府関係者によると、テヘランはホルムズ海峡の通航ルールを定める権限と国際的な承認を求めており、今後は通行料の徴収も視野に入れているという。
これに対し、米国は「いかなる国も国際的な海上交通路を一方的に管理したり、通行料を課すことはできない」との立場を維持している。














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