
ウクライナ空軍がロシア軍の戦闘機「Su-35・スホーイ」を撃墜することに成功したと発表した。8日(現地時間)、空軍側は「朗報だ。ロシアの『空のテロリスト』をまた1機撃墜した」と伝えた。ロシア軍が今回失ったSu-35戦闘機は第4世代の多目的戦闘機で、ステルス性能は限定的だが、優れた機動性と強力なレーダー、長距離武装を備えているのが特徴だ。ロシア空軍は第5世代戦闘機の「Su-57」が十分に供給されるまで、この戦闘機を主力として運用する計画だ。
現地メディアは、ウクライナ軍の今回の成果がロシアの航空戦術に大きな影響を与えると見込んでいる。ウクライナメディアのユナイテッド24は「Su-35戦闘機の損失は、ロシアの戦術に大きな打撃になる」とし、「この戦闘機はロシア軍が運用する最新鋭戦闘機の一つであり、極めて高価だからだ」と説明した。

この戦闘機の公式価格は契約の条件や整備・訓練パッケージなどによって異なるが、ユナイテッド24は「Su-35の1機あたりの価格は最大8,500万ドル(約137億1,800万円)に達する」と伝えた。同メディアは「ロシアはウクライナとの全面戦争でSu-35戦闘機を広範囲に運用してきた」とし、「現在ロシア軍は、この戦闘機を空中パトロール、ミサイル発射、そして戦線近くで作戦を行うロシア攻撃機の支援任務などに投入している」と説明した。
専門家らは、Su35には空対空・空対地ミサイルや誘導爆弾など様々な兵器を搭載でき、このうち長射程の空対空ミサイル「R-37M」は、ウクライナ軍の戦闘機パイロットにとって深刻な脅威になり得ると指摘している。今年に入ってロシアが戦況で不利な立場を続ける中、ウクライナは長距離の攻撃ドローン(無人機)を動員し、ロシア本土の奥深くにあるエネルギー施設を集中的に攻撃することで優位を保っている。
さらに最近ウクライナは、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を契機に米国のドナルド・トランプ大統領から今回の戦争のゲームチェンジャーとされるパトリオット・ミサイルの追加支援を獲得した。トランプ大統領は8日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会った席で、ウクライナにパトリオット・ミサイルの現地生産を許可すると明らかにした。
トランプ大統領は「我々はウクライナにパトリオットを作る権利を与え、作り方も教える」とし、「そうすればあなた(ゼレンスキー大統領)は米国が武器を十分に提供しないと不満を言えなくなるだろう」と述べた。米国のマルコ・ルビオ国務長官は「ここ数か月間、この戦争の力学に変化が生じた。その一つは、ロシアが自国領空の防衛にこれまで以上の困難を抱えていることだ」とし、現在ウクライナが戦況で優位を占めている点を認めた。
これに先立ち、ゼレンスキー大統領は記者会見で、自国に必要な米国製のパトリオット・ミサイルの生産量が十分でなく、ウクライナがこのミサイルのライセンスを得て直接生産できるよう米国を説得することをNATO加盟国に要請した。彼は6日、ロシアのキーウ空襲後の映像演説でも「ロシアが発射したカリブル・ミサイル6発すべてを撃墜し、Kh-101は33発中31発を撃墜したが、弾道ミサイルは迎撃できなかった」とし、「これはパトリオット・ミサイルが不足しているためだ」と述べた。
AP通信は「トランプ大統領は、ウクライナ戦争終結に向けた合意の実現を目指すゼレンスキー大統領の意思を称賛した」と伝えた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「昨年初めに両首脳が見せた激しい対立とは対照的だった」とし、「トランプ大統領が以前よりはるかにウクライナ寄りの姿勢を示していることがうかがえた」と評価した。













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