
米国とイスラエルの空爆で死亡したイランの前最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ師の葬列に、数百万人の弔問客が詰めかけた。ハメネイ師の故郷マシュハドでは、反米のスローガンとともに報復を求める声が相次いだ。
イラン国営メディアによると、現地時間9日、イラン国旗で覆われたハメネイ師と家族の棺を載せた霊きゅう車がマシュハドに到着した。マシュハドはハメネイ師の故郷であり、イスラム教シーア派の聖地として知られる。
この日の葬列には数百万人の弔問客が集まった。参列者はハメネイ師を追悼する一方、米国を非難するスローガンを叫んだ。現場には「トランプ大統領を殺す」と書かれた大型の横断幕も掲げられた。
一部の弔問客は、イラン軍とイスラム革命防衛隊に報復を求めるスローガンを唱えた。米国による空爆後、イラン国内で強まった反米感情と報復要求が、葬儀会場を中心に再び高まっている様子がうかがえる。
ハメネイ師の棺は、マシュハドにあるイマーム・レザー廟に埋葬される予定だ。イランメディアは、葬列に押し寄せた大勢の人々の影響で、棺の到着が予定より遅れたと伝えた。
埋葬式は、ハメネイ師の家族だけが参列して執り行われる。マシュハドでの葬列は、米国とイランの軍事的緊張が再燃するなか、イラン国内の結束を示す象徴的な場面と解釈されている。













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