
米国の原子力潜水艦は一度潜航すると、その所在を容易には明かさない。しかし、港に停泊したり出港のために水面に浮上したりする瞬間には状況が一変する。安価なドローン(無人機)や機雷、対戦車ロケットでさえ、潜水艦を脅かす可能性があるからだ。
米軍事専門メディアのディフェンスニュースは7日(現地時間)、米海軍が戦略ミサイル原子力潜水艦と関連基地を保護するための新たな防御技術を探していると報じた。米海軍の戦略システムプログラム(SSP)は最近、業界に提案依頼書を出し、無人システムを探知・追跡・識別した後に無力化する試作品技術の提案を求めた。適用範囲には港と沿岸、水路だけでなく、遠洋作戦も含まれている。
潜水艦は水中で密かに動くときに強みを発揮する。一方、港に係留されている場合や入出港の過程で水上航行する場合は、動きが制限され、水上艦のように近接防御兵器を十分に備えることも難しい。小型ドローンが艦橋や開いたハッチを狙ったり爆発物を落としたりすると、小さな弾頭でも火災や装備の損傷を引き起こす可能性がある。

米海軍は特に潜水艦が基地と潜航地点を往復する区間に注目した。海岸に潜んでいた攻撃者が対戦車誘導ミサイルや携帯型のロケット発射器で潜水艦を奇襲できるとの判断からだ。米海軍はこの区間で戦略資産を護衛する監視システムと物理的な防御手段を探している。海上の機雷を早期に発見・回避し、海岸から飛来する対戦車ミサイルやロケット推進弾を防ぐ技術も要求した。核兵器と装備を陸上で輸送する車両列には、飛来するロケットを迎撃する能動防御システムを適用する案まで検討している。
脅威はすでに仮定の域を超えている。ウクライナは昨年、ロシアのノヴォロシースク港に停泊した潜水艦を水中ドローンで攻撃したと主張した。ロシア海軍は一部の原子力潜水艦の艦橋上に鉄製の構造物を設置し、空中ドローンの攻撃に備える姿も見せた。

米海軍は水上無人艇と無人地上車両、ロボット点検装置を活用して基地周辺をパトロールする案も検討している。港にセンサーを設置し、様々な探知情報を組み合わせて小型ドローンと水中無人システムを早期に発見するという構想だ。
米国は英国と共に港に接近する水中ドローンを防ぐシステムも開発している。固定式のブイと海底ケーブル、無人水上艇・無人潜水艇などを活用して脅威を探知し、網や気泡のバリアといった非致死的な手段から直接破壊まで幅広く検討している。
人工知能(AI)を活用したドローン群と偵察、サイバー攻撃も対策の対象に挙がった。米海軍は自律飛行するドローンの群れを無力化し、核施設を狙ったAI基盤の監視と欺瞞・妨害攻撃に対応する技術を探している。先進的な原子力潜水艦の生存性を守るには、水中の性能だけでなく港と移動経路まで防御しなければならないとの判断だ。













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