「ついにロシアの心臓部へ」ウクライナ400機超攻撃…防空網を揺るがした前例なき夜
ロシアのミサイル1発とドローン9機が防空網を突破、ウクライナの9か所に着弾

ウクライナは20日未明までに、ロシアの首都モスクワ周辺へ400機を超えるドローンを発射した。ロシア・モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長が明らかにした。
この攻撃は、ロシアが30発近い弾道ミサイルと数百機のドローンで、首都キーウを含むウクライナ各地を攻撃してから数時間後に実施されたウクライナ側の対抗攻撃だった。
ソビャーニン市長によると、ウクライナのドローンの大半はモスクワに到達するかなり前の地点で撃墜され、首都近郊では85機が迎撃されたという。
モスクワ州知事は、ウクライナのドローン攻撃で10人が負傷し、複数の集合住宅や民間インフラ施設が損壊したと説明している。
ウクライナのドローン攻撃により、モスクワの南約30キロにある工業団地「ユージヌイエ・ヴラタ」で火災が発生したと伝えられた。
ニュースメディア「アストラ」は、モスクワの南約20キロに位置するポドリスクの石油貯蔵施設でも火災が起きたと報じた。ただし、ロシア当局から火災を公式に認める発表は出ていない。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍がウクライナ国境から400キロ以上離れたモスクワ州にある複数の兵站施設と、石油貯蔵施設1か所を攻撃したと述べた。
さらに、ウクライナ軍がロシアの「影の船団」に属する石油タンカー2隻と乾貨物船4隻を攻撃したと主張している。
一方、ウクライナ中部ドニプロペトロウシク州の当局責任者は、ロシアによる攻撃で13人が負傷したと明らかにした。
ロシア国防省は20日、ロシア軍がウクライナ南西部オデーサ港の燃料タンクを夜間に攻撃したと発表している。
ウクライナの防空当局によると、ロシアは未明までにウクライナ各地へ94機の長距離攻撃型ドローンを発射した。ウクライナの防空網は、このうち81機を電子妨害で無力化するか、撃墜したという。
しかし、ロシアのドローン9機とミサイル1発は防空網を突破し、ウクライナ国内の9か所に着弾した。















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