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「涙すら出なかった」認知症の母を7年間世話するタレント、介護の現実と母への後悔を告白

梶原圭介 アクセス  

 引用:TV CHOSUN
 引用:TV CHOSUN

『朝鮮のサランクン(愛し上手)』で、アン・ソニョンが認知症を患う母と過ごす特別なデートの様子を公開し、視聴者に深い感動を与えた。

12日午後に放送されたTV CHOSUN『朝鮮のサランクン(愛し上手)』では、昨年9月に世界各国の親族が集まり「ボリウッド風」の華やかな結婚式を挙げたラッキーが、客室乗務員出身の妻を番組で初公開した。ラッキーは「今回の結婚式は6時間だが、インドでは6時間は結婚式とも言えない。本来なら6日ほど続く」と語り、多くの招待客が長時間祝福するインド特有の結婚文化を紹介した。

『007』のテーマ曲に合わせ、カリスマ性あふれる雰囲気で入場したラッキーは、結婚の誓いの最中に「頼もしい婿になる」と言うべきところを言い間違え、「恐ろしい婿になる」と発音してしまう可愛らしいミスで、会場の笑いを誘った。その後、アルベルトとダニエルによる心のこもった祝辞が続き、健康上の理由でインドから来られなかった母親に代わって主賓席に座ったラッキーの実兄は、感極まって目頭を赤くする場面もあった。感動的な本式が終わると、多彩な料理が並ぶ結婚式の第2部が始まり、本格的な「インド式結婚」の祝祭ムードが画面越しにも伝わった。

一方、番組には7年間にわたり認知症を患う母を介護している「芸能界きってのマルチタレント」アン・ソニョンが登場した。この日は週に一度、母親の友人が介護職員として働く施設で母とアン・ソニョンが丸一日を共に過ごす日だった。アン・ソニョンは「母は親友と一緒にいるので、自分が介護職員として働いていると思っている」と、母の近況を明かした。また、娘が金を盗んだと疑ったり、真夜中に徘徊する母を探し回ったエピソードなどを語り、認知症介護の現実を淡々と語った。

アン・ソンヨンの車に乗った母は、直前の出来事にも混乱を見せた。しかし、依然として娘への愛情だけは変わらず感じられた。カン・スジは「母が娘を忘れてしまうのは本当に悲しい。母は私が目の前にいるのに『スジという娘がいる』と言っていた」と自身の経験を振り返った。制作陣とのインタビューでアン・ソニョンは「1、2年は涙すら出なかった。母のおむつを替え、病院に一日だけ預けて、笑顔で番組に出るという状況があまりにも非現実的で…笑うことも泣くこともなくなってしまった」と胸の内を明かし、胸を締め付けた。早朝から母親と美容院に行き、巻き爪の治療を受けさせた後も、わずかな時間を使って買い物をこなすなど、休む間もない一日が続いた。これを見守っていたチョン・イランは「ソニョンさんは気丈に見えるけれど、その裏の苦しさが伝わってくる」と目を潤ませた。

母親を再び施設へ送り、つらい別れを終えたアン・ソニョンは「この世で一番無駄な時間は、誰かを憎む時間。私は50年を無駄にした。母を憎むことに…」と語り、シングルマザーとして自分を厳しく育てざるを得なかった母への理解を示した。

そして「ありがとう、お母さん。今みたいによく食べて、よく眠って、健康でいて。あとは私が全部やるから」と、記憶が薄れてしまった母に向けて抑えてきた思いを伝え、涙を流した。

『朝鮮のサランクン(愛し上手)』は、毎週月曜日午後10時に放送されている。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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