
インスタグラムで人気を集めたグラビアアイドルの藤乃あおいさんが、希少がんの闘病の末、1月5日に亡くなった。27歳だった。闘病の経過をSNSで率直に発信し、同じように不安を抱える人々に勇気を与えていた。
訃報は、藤乃さんの母親がSNSに投稿した内容で明らかになった。藤乃さんはインスタグラムで7万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーで、グラビアモデルとしても知られていた。

藤乃さんは2023年1月、右耳の聴力低下を感じて病院を受診し、横紋筋肉腫と診断された。横紋筋肉腫は筋肉などの軟部組織に発生する希少な悪性腫瘍で、進行が速いとされる。診断後、藤乃さんはすぐに抗がん治療を始めた。
治療のために一時は公の活動を控えたが、2024年8月にはトレーディングカード関連のイベントに参加し、再び姿を見せた。翌9月のインタビューでは、先の見えない未来を恐れて休むだけでは時間がもったいないという趣旨の言葉を述べ、活動への意欲を示していた。
藤乃さんは闘病中も、SNSで近況を伝え続けた。モデルとしての写真に加え、治療の様子や体調の変化など、がんと向き合う日常を隠さず発信していた。
一方で体調は次第に悪化し、やがて公の場での活動が難しくなった。昨年7月に地元へ戻って以降は体調不良が続いていると明かし、いつ何が起きてもおかしくない中で限界に近い体と向き合っていると心境をつづっていた。

そして昨年12月31日、藤乃さんはコンテンツ制作などの活動を終える考えを表明し、5年間応援してくれたファンへ感謝の言葉を伝えた。自身としても望んだ結末ではないと率直に吐露していた。
訃報を受け、SNSには追悼のコメントが相次いだ。「安らかに」、「笑顔を忘れない」、「優しくて素敵な人だった」など、藤乃さんの姿勢をたたえる言葉が広がっている。













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