
23日放送のMBC『オ・ウニョンレポート-家族地獄』(以下『家族地獄』)は「サンドイッチ家族」の話で構成された。『家族地獄』は近い関係だからこそ互いに深い傷を与えてしまう家族を描く特集で、計5家族が視聴者と出会う。4番目の家族「サンドイッチ家族」は会話のない不通夫婦とその間に挟まれた娘の話で、視聴者に切なさと共感を同時に伝えた。
娘は「家に帰るのが居心地悪い。夫が義父母に会いに行こうと言っても、そのたびに断る」とし、「両親のコミュニケーション不足が最大の問題点」だと、直接エピソードを提供した理由を語った。日常映像で夫は妻のために料理をするなど愛情深い姿を見せるが、妻は夫の会話の試みに全く応じず、疑問を抱かせた。さらに一緒に働く二人は出退勤も別々で、オフィスでも業務以外の会話は全くなかった。そのため夫の不満は積もり、制作陣が退いた隙に溜めていた感情を妻にぶつけることもあった。
妻は夫の言葉に答えない理由について「必ず答える必要はない」と言い、「夫に対して諦めたことも多く、夫婦が何でも一緒にするより各自の生活を送ってもいいのではないか。(夫婦関係を)わざわざ改善する必要があるのか」と淡々と述べた。これに対しオ・ウンヨン博士は「慎重に言うが、妻は法的には離婚していないものの、感情的には離婚状態だ」と診断し、衝撃を与えた。

では、妻はなぜ感情的離婚状態に陥ったのか。夫は自身の事業失敗が不和の原因だと打ち明けた。記者賞を受賞するほど順調だった夫は、放送記者を辞めて事業に乗り出したが、連続して失敗したという。しかし、妻の考えは違った。妻は「夫が経済的に稼げないからこそ、他の家族が意見を言えるのだ。もし夫が事業で成功していたら、夫の言葉に全て従って生きなければならなかっただろう」と明かした。
妻は30代の頃、夫に無視されて生きてきたと涙ながらに訴えた。今でも夫の高圧的な話し方は続いているという。妻は「夫は根深く自分が優れていると信じている人だ。『妻は賢くない』という言葉に傷ついてきた」と告白した。自分を無視する夫の言動に結局心の扉を閉ざしたのだ。妻は30代前半に書いた離婚書類を胸に抱き、毎日離婚する覚悟で生きてきたと振り返った。夫は初めて聞く妻の本音に「むしろ事業失敗のせいではないと分かり、心の重荷が軽くなった」と言い、「僕の話し方に問題があると自覚している。変わるよう努力する」と誓った。
オ博士は夫に対しては体面を捨てるよう、妻には心の小さな扉を開けておくようアドバイスした。娘は「父にどれほど大きな罪悪感があったのか、今回初めて知った。心の重荷を下ろしてほしい。母も辛いことを気軽に話してほしい」と心情を伝えた。妻も「離婚書類を昔書いたが、離婚しなくて良かったと思うこともある。これからも上手くいくと思う」と前向きな変化の可能性を示唆した。













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