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「市販化は本当に近いのか?」…“株価11%上昇”を呼んだテスラAIタクシーの現在地

山田雅彦 アクセス  

引用:テスラ
引用:テスラ

テスラのロボタクシーがテキサス州オースティンで初めて運行を開始し、実際の乗車体験が公開された。

米メディア「ビジネスインサイダー」は6月25日(現地時間)、2時間を超える乗車映像を分析した内容を報じている。今回の試験運行は招待制で行われ、参加者にはテスラ関連のインフルエンサーや株主などが含まれていた。

ロボタクシーはウーバーのような専用アプリを使って呼び出す仕組みで、料金は現在4.20ドル(約606円)に設定されている。乗車可能な範囲は限定されており、車内にはリアルタイムの走行ルートを表示するモニターが設置されている。完全自動運転ではなく、安全のため監視員が同乗し緊急時に対応できる体制となっている。

走行中にはいくつかの課題も露呈した。乗客の一人であるロブ・マウラー氏によれば、ロボタクシーが交差点で突然車線変更し、対向車線に進入する場面があったという。また、速度超過や適切とはいえない停車位置の選択などの問題も確認されている。米国道路交通安全局(NHTSA)はテスラのロボタクシーに関連する事故について調査を進めており、同社のFSD(完全自動運転)システムに対する調査も継続中である。

一方で、ロボタクシーは夜間走行においても安定した挙動を見せた。ある乗客は、サイレンを鳴らしながら接近してきた救急車をロボタクシーが認識し、路肩に避ける様子を記録している。サービス開始を受けてテスラの株価は一時11%上昇するなど、市場からは好意的な反応が寄せられたが、正式な商用展開に向けては依然として多くの課題が残されている。

ロボタクシーの運用はまだ初期段階にあるが、自動運転技術の将来を見据えた重要なステップといえる。現在は地域限定での運行にとどまっているものの、技術が安定すれば今後都市全体への拡大が見込まれる。テスラがどれだけ迅速に技術の完成度を高められるか、そして既存の自動運転開発企業との差別化をどう図るかが、今後の焦点となる。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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