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室内は全焼、ダッシュボードも消えた、それでもエンジンがかかったトヨタ・タコマの生命力!

山田雅彦 アクセス  

引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand
引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand

火災で室内が全焼したピックアップトラックが問題なくエンジンをかける様子がオンラインで大きな反響を呼んでいる。車両の正体はトヨタのピックアップトラック「タコマ」の初代モデルで、SNSへの公開後はオーナーコミュニティ内で世代別タコマの信頼性論争に火がついた。

室内は灰燼に帰すも、エンジンは正常

車両の所有者であるニコラス・アントン・トーマス・アーサンドさんは、自身のタコマの室内が火災で焼失した後の状況を撮影し、Facebookのリール動画として公開した。映像内の車両室内は埃とすすで覆われ、シートは所々溶けて消失していた。ダッシュボードは形すら残っていなかった。

引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand
引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand

続いてボンネットを開けてエンジンルームを確認すると、外見上は無傷のままだった。アーサンドさんが運転席でキーを回すと、エンジンは正常に始動した。ドアオープン警告音も鳴り続けていた。映像には「このトラックは不死身だ(These trucks are invincible)」とコメントした。この映像は投稿時点で9,700件以上の「いいね」を記録した。

コミュニティの反応——「4代目は絶対無理」

引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand
引用:Facebook@Nicholas Anton-Thomas Aasand

映像は「初代タコマオーナー」のFacebookグループを通じて急速に拡散し、コメントは大きく二方向に分かれた。一方では車両の状態への驚きの声が相次いだ。「室内だけ交換すればいい」「まだ大丈夫そうだ」という反応が続き、残存価値を巡る議論も起きた。「4,000ドル(約64万円)の価値はある」「2万5,000ドル(約400万円)で買い取る」といった声も飛び交った。

一方、新型モデルとの比較も相次いだ。「新型は使い物にならない」「4代目にこれは無理だ」といった声が多数を占めた。番組『トップ・ギア』のトヨタ耐久実験を引き合いに出すユーザーもいた。

引用:トヨタ自動車
引用:トヨタ自動車

初代 vs 4代目——信頼性論争の行方

初代タコマはシンプルな設計と高い耐久性で長年にわたり忠実なファンを獲得してきた。タコマワールド(TacomaWorld.com)などのオーナーコミュニティによれば、初代モデルは走行距離32万km(20万マイル)を超えても高い中古価格を維持する事例が頻繁に報告されているという。

一方、2024年に登場した4代目タコマはパワートレインの刷新や利便性・電子装備の充実が図られている。ただし、発売初期にはバッテリー上がりやトランスミッションのソフトウェア不具合も報告されており、長期的な信頼性についての評価は定まっていない。両世代を直接比較するのは容易ではない。初代には長年の走行実績が積み重なっているのに対し、4代目は発売から日が浅く、長期信頼性を測るにはまだ時間が必要だ。

引用:Reddit
引用:Reddit

自動車火災、発生後の対処法

自動車火災の最も一般的な原因は燃料系統の漏れだ。燃料が漏れ出して他の液体や熱源と接触すると、瞬時に火災に発展する可能性がある。電気系統の欠陥、設計上の欠陥、整備不良、エンジンの過熱、触媒コンバーターの過熱、衝突事故、バッテリー(特にハイブリッド・電気自動車)の問題なども原因として挙げられる。

火災鎮圧後は、まず保険会社に連絡し、損害の状況と原因を確認したうえで補償手続きに入ることが重要だ。車両が修理可能な状態であれば、専門の修理業者に状態評価を依頼することになる。火災後は煙の成分や消火剤の化学物質が車内に残留して腐食の原因となるため、専門業者による清掃・脱臭処理が必要だ。

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