
イランの交渉代表を務めるモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長が、米国とイスラエルを相手にした戦争でイランが勝利したと主張した。
イランの国営放送などが伝えたところによると、ガリバフ氏は前日の国営放送のインタビューに応じ、「最近の戦争は、真実と虚偽の戦いだった」と述べ、「イランは、米国とイスラエルが戦争の初期に掲げた9つの目標の達成を阻止した」と強調した。
また外交と交渉についても強硬な立場を示し、「私が言う交渉や外交は、力に基づく外交だ。交渉そのものも闘争の一形態と言える」と語った。
さらに「私は米国を最も信頼していない人間だ」と述べ、「米国のバンス副大統領にも『あなたを少しも信頼していない』と直接伝えた」と明らかにした。
さらに「米国に対する不信と悲観は極限に達した」と語り、「仮に合意が最終的にまとまり、国連安全保障理事会の決議として承認されたとしても、依然として全く信頼できない」と訴えた。
ガリバフ氏は、外交努力が進む中でも軍事的な対応態勢を維持していると強調した。
「イランの敵が理性的な言葉を理解しないのであれば、われわれには対処する用意がある」と述べ、「イランは今も引き金に指をかけている」と警告した。
「必要であれば、再び『力の言葉』を使う」と述べ、武力行使の可能性も排除しなかった。
この発言は、米国とイランが19日にスイスで即時の戦闘終結や経済支援などを柱とする14項目の覚書(MOU)に正式署名する予定となっている中で出た。双方は14日に電子署名で覚書の草案に署名している。
一連の発言は、今後の核開発計画やイランへの制裁解除をめぐる協議において、イランが強硬な交渉姿勢を維持する構えであることを示したものとみられる。













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