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米FBI、与野党の大統領選挙キャンプを狙ったハッキング事件を捜査中…背後にイランが疑われる

川田翔平 アクセス  

引用=AP通信

アメリカ大統領選挙が約3ヶ月後に迫る中、与党と野党の大統領キャンプに対する外部からのハッキング疑惑が浮上し、捜査が開始された。米連邦捜査局(FBI)は具体的な勢力には言及していないが、現地の関係者はイランを疑っている。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)などの報道によると、FBIは12日(現地時間)、10日に共和党の大統領キャンプで提起されたハッキング疑惑について「この問題を捜査中である」と発表した。

ポリティコは10日の報道で、自称「ロバート」と名乗る人物から共和党キャンプの内部文書が先月22日から送られてきたと明かした。ロバートは、昨年2月に副大統領候補を審査する際のJ.D.バンス共和党上院議員(オハイオ州)の評価文書や、有力副大統領候補マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)に関する調査文書を提供した。また、トランプ前大統領の司法問題について議論された共和党キャンプの会話資料も持っていると主張している。

同日、共和党大統領キャンプのスティーブン・チョン報道官は「米国に敵対的な外国情報源」が不法に文書を取得したとし、ハッキング被害を認めた。彼は「2024年の選挙を妨害し、我々の民主的な手続きに混乱を引き起こそうとする意図がある」と主張した。チョン氏は「今月9日に発表されたマイクロソフト(MS)の報告書では、イランのハッカーが2024年6月の米大統領選挙キャンペーンに所属する『高官』のアカウントに侵入したことが明らかになっており、これはトランプ氏が副大統領候補を決定していた時期と一致する」と述べた。MSは9日の報告書で、イラン革命防衛隊(IRGC)に関連するハッカーが昨年6月に奪取した電子メールアドレスを使用して高級大統領キャンプ関係者に対してフィッシングを試みたと明らかにし、ハッキングの対象が誰であるかは公開しなかった。

また、12日、米ワシントン・ポスト(WP)は関係者を引用し、FBIが共和党大統領キャンプだけでなく民主党大統領キャンプでもハッキング被害を調査中であると伝えた。FBIはイランが両党の大統領キャンプから情報を盗もうとしていると報告し、昨年6月から捜査を開始していた。

民主党キャンプを狙ったハッキングの試みは、先月ジョー・バイデン大統領が大統領候補から辞退する前に行われたと知られている。その際、民主党キャンプの職員3名がフィッシング目的の電子メールを受け取ったが、ハッキングが成功したという証拠は確認されていない。

WPは今回の事件で少なくとも1名の電子メールがフィッシングによって被害を受けたとし、前回2016年の大統領選挙当時、トランプ氏の政治顧問を務めたロジャー・ストーン氏を取りあげた。彼は右翼政治コンサルタントで、ロビー活動も行っており、今回の共和党大統領キャンプとは関係がないと知られている。ストーン氏はWPを通じて「私個人の電子メールアカウントが数件ハッキングされたと当局から通知された」とし、「私は本当に何も知らず(捜査に)協力している」と述べた。

AP通信は12日、国連に駐在するイラン代表部に今回の事件について質問したが、イラン側はハッキングとは無関係であると主張した。代表部は「我々はそのような報道を全く信じていない」とし、「イラン政府はアメリカ大統領選挙に介入する意図や動機は全くない」と強調した。同日、ベダント・パテル国務省首席副報道官はブリーフィングで「アメリカの選挙に干渉しようとする最近の試みはイラン政権にとって全く新しいことではない」と述べた。

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