11月に予定されている米大統領選挙に向け、共和党候補として選挙活動を行っているドナルド・トランプ前大統領が、初任期中に北朝鮮軍を攻撃する案について言及していた事実が明らかになった。

25日(現地時間)CNNの報道によると、トランプ政権初期に国家安全保障担当補佐官を務めたハーバート・マクマスター氏が近日発刊予定の著書『我々自身との戦争:トランプホワイトハウスでの私の任務遂行(原題直訳)』において、トランプ前大統領が会議中に閲兵式を行う北朝鮮軍を攻撃して全軍を排除することを提案したという内容が含まれている。

同氏はまた、メキシコの麻薬問題が米国にまで広がることについて、トランプ前大統領がメキシコを爆撃するなどといった衝撃的な提案をしたと本の中で明らかにした。彼は、トランプ前大統領が常識から外れた発言をしたとき、ホワイトハウスのスタッフはそれらの発言に対処するのではなく、お世辞を言うことを競い合っていたと指摘した。

今回の書籍は11月の大統領選挙を前に、トランプ前大統領の外交政策について詳しく紹介している。彼の後任であるジョン・ボルトン前国連大使も、2020年の大統領選挙前にトランプ政権で行われた事を本にまとめている。

1991年の湾岸戦争と2001年の9・11米同時多発テロ以降、アフガニスタンとイラク戦争に参戦したマクマスター氏は、今回の著書で軍人として最も挑戦的だったのはトランプ政権で国家安全保障担当補佐官を務めることだったと述べている。

歴史学の博士号を持つマクマスターの今回の本では、トランプ前大統領の外交政策決定がすべて間違っていたわけではなく、一部はシリアと中国問題において正しかったと評価している。

2017年4月、シリアのバシャール・アル・アサド大統領が民間人に化学兵器を使用した際、トランプは疑わしいシリア空軍基地に対する空爆を決定した。

CNNは、トランプ前大統領が自分とは無関係だと主張するヘリテージ財団の「プロジェクト2025」に、少なくともトランプ政権に在職していた140人が関与していたことが取材で明らかになったとし、トランプの二期目にはマクマスター氏のように正しいことを言う人はいないだろうと伝えた。

川田翔平
川田翔平

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